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高森明勅
2020.1.11 06:00皇室

昭和天皇の御製

昭和天皇をお偲びする縁(よすが)として、謹んで御製
(ぎょせい)を掲げさせて戴く。

山山(やまやま)の
色はあらたに
みゆれども
わがまつりごと
いかにかあるらむ
(昭和3年、26歳。ご即位後、初めての歌会始にて)

身はいかに
なるともいくさ
とどめけり
ただたふれゆく
民をおもひて
(昭和20年、44歳。終戦時のご感想)

さしのぼる
朝日の光
へだてなく
世を照らさむぞ
わがねがひなる
(昭和35年歌会始、58歳。勅題は「光」)

遠つおやの
しろしめしたる
大和路の
歴史をしのび
けふ(今日)も旅ゆく
(昭和60年歌会始、勅題は「旅」。83歳)

やすらけき
世を祈りしも
いまだならず
くやしくもあるか
きざしみゆれど
(昭和63年8月15日、87歳。
ご生涯で最後に迎えられた終戦記念日)

特攻隊の生き残りだった亡父は、終戦時の昭和天皇の
「無私の聖断」の絶大な国家的・国民的恩恵を、幼少の私に繰り返し語った。
それが私の昭和天皇像の原点になった。


【高森明勅公式サイト】

https://www.a-takamori.com/

高森明勅

昭和32年岡山県生まれ。神道学者、皇室研究者。國學院大學文学部卒。同大学院博士課程単位取得。拓殖大学客員教授、防衛省統合幕僚学校「歴史観・国家観」講座担当、などを歴任。
「皇室典範に関する有識者会議」においてヒアリングに応じる。
現在、日本文化総合研究所代表、神道宗教学会理事、國學院大學講師、靖国神社崇敬奉賛会顧問など。
ミス日本コンテストのファイナリスト達に日本の歴史や文化についてレクチャー。
主な著書。『天皇「生前退位」の真実』(幻冬舎新書)『天皇陛下からわたしたちへのおことば』(双葉社)『謎とき「日本」誕生』(ちくま新書)『はじめて読む「日本の神話」』『天皇と民の大嘗祭』(展転社)など。

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