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高森明勅
2020.1.12 06:00皇室

昭和天皇のお言葉

昭和天皇の御製と共にお言葉も紹介したい。
今回は主に戦前のお言葉を。

「憲法の停止のごときは、明治大帝の創制せられたるところのものを
破壊するものにして、断じて不可なり」
(昭和6年末~7年春頃、満州事変後の
騒然とした国内情勢から、
秩父宮殿下が昭和天皇に憲法を停止して“親政”を
実施されては
どうかと建議したのに対し)

「美濃部のことをかれこれ言うけれども、美濃部はけっして
不忠な者
ではないと自分は思う」
(10年4月、天皇機関説問題に関連して)

「早く事件を終息せしめ、禍を転じて福となせ」
(昭和11年2月26日、2・26事件に際して)

「この戦争は一時も早くやめなくちゃあならんと思う」
(昭和13年7月4日、シナ事変の拡大に対して)「万一日本が敗戦国となったときに、いったいどうだろうか」
(昭和15年9月16日、三国同盟締結が閣議決定されて)

「これではまるでむかしの幕府ができるようなものではないか」
(昭和15年10月11日、大政翼賛会の発足に対して)

「余(よ)は常に(略)明治天皇の平和愛好の精神を紹述せんと
努めておるものである」(昭和16年9月6日、対米開戦に傾きがちな
軍首脳部に対して)

「米・英両国は(略)平和の美名に匿(かく)れて(略)帝国の周辺
において
武備を増強し(略)ついに経済断交をあえてし、帝国の生存
に重大なる脅威を加う
(略)帝国は今や自存自衛のため決然起(た)
って一切の障ガイを破砕するの外
(ほか)なきなり」
(昭和16年12月8日、大東亜戦争開戦の詔書))

一先ずは以上。
この後はあらためて。

【高森明勅公式サイト】
https://www.a-takamori.com/
高森明勅

昭和32年岡山県生まれ。神道学者、皇室研究者。國學院大學文学部卒。同大学院博士課程単位取得。拓殖大学客員教授、防衛省統合幕僚学校「歴史観・国家観」講座担当、などを歴任。
「皇室典範に関する有識者会議」においてヒアリングに応じる。
現在、日本文化総合研究所代表、神道宗教学会理事、國學院大學講師、靖国神社崇敬奉賛会顧問など。
ミス日本コンテストのファイナリスト達に日本の歴史や文化についてレクチャー。
主な著書。『天皇「生前退位」の真実』(幻冬舎新書)『天皇陛下からわたしたちへのおことば』(双葉社)『謎とき「日本」誕生』(ちくま新書)『はじめて読む「日本の神話」』『天皇と民の大嘗祭』(展転社)など。

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