ゴー宣DOJO

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小林よしのり
2020.2.2 07:58日々の出来事

喘息患者は困っているコロナ

先週、日曜、大阪から戻って以来、喘息の発作が
出て、微熱が出てゴホゴホ咳をしていた。
疲れがピークに達して、久しぶりに症状が出たのだが、
仕事は通常通りに進められるし、食欲もある。
昔は喘息が出たら40度くらい熱が出たが、今は薬の
おかげでそこまで悪化しない。

ところがちょうどそのときに、コロナウイルスの
ニュースばっかり流れている。
外出すると、咳をした瞬間にコロナに間違われそうで、
必死で咳を抑えなければならない。
だが、咳をしてはならないと思うと、なおさら我慢
できずに、つい咳込んでしまうし、周囲に恐怖が走る
ので、本当に困った。

熱は昨日からすっかり下がり、昨日まで時おり出ていた
咳も、昨夜熟睡して、今朝から全然出なくなって、
完全に回復した。

しかし、喘息患者が外出して咳をするのも必死で遠慮
しなきゃならないコロナ流行の状況って、本当に困る。
中国人の観光客さえ来なければ、こんな苦労をせずに
済んだのにと思う。

大阪のホテルはマスクした中国人だらけだったから、
わしも感染したかと一瞬思ったが、あのホテルから
感染者が出たというニュースは全然ないし、通常通り
の喘息の経緯を辿って終息に向かったから良かった。

この時期、風邪なんか絶対ひいてはならないし、喘息
患者は腕に腕章巻いて喘息と書いていた方がいいかも
しれない。
困る!本当に困る!

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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第116回 令和6年 4/20 SAT
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テーマ: ゴー宣DOJO in名古屋「人権カルトと日本人論」

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