ゴー宣DOJO

BLOGブログ
トッキー
2020.2.7 11:12ゴー宣道場

道場は民主主義じゃない件で

門下生論客ケロ坊さんの
意見をご紹介します!

 


 

以前にYさんがアンチブログでも読めば何かしら得られると書いていましたが、僕も思うところがあったので書いてみます。

エクストリームなアンチブログを見ていたところ、ここを辞めた人たちがいるのが見受けられて、典型的な吹き溜まり、妬みと未練を撒き散らす人たちの掃き溜めだなあと思いました。
なんかネチネチ陰湿に書いていて、ネトウヨと何も変わらなかったです。
なぜゴー宣道場に来てそうなるのかと思いますが、やっぱりファンクラブ気分か、または自分を変えたかった的な、教養講座や自己啓発サークルのような気持ちで参加していたのでしょう。
そしてもう一つどうしようもなくダメだなと思ったのが、この人たちはゴー宣道場が民主主義だとカンチガイしていたという点です。
「民主主義を正常化させる場なのだから、民主主義のユートピアのハズだ!」「みんな平等のハズなのに!」的な。
しかし道場は、小林先生が何度もおっしゃっていますが、全然民主主義ではありません。

考えてみれば、僕の現場にも民主主義なんてありません。
仮に仕事を本当に民主主義でやったら、決める人がいなくなるので必ず失敗します。
ゲームでも、映画でも、ドラマでも、アニメでも、舞台でも、皆さんが触れてきたものでつまらない娯楽作品があったら、
もしかしたら民主主義的に作った=能力のある人が決められなかった(または能力のある人が最初からいなかった)のかも知れません。
実際、僕はそういう現場を山ほど通ってきました。そして何が面白いかもわからない作品を作ったり、最悪の場合まとまらずにプロジェクト中止になったりしました。
「民主的にやったら駄目」というのは、特に娯楽産業にいるほとんどの人はそう言う筈です。
あの宮崎駿だって、作り方は完全に独裁でしょう。
彼が絵コンテを描くまで誰も結末を知りませんし、彼がやり直しと言ったらやり直しになるのは、ドキュメンタリーを見ても明らかです。

アンチというフォースの暗黒面に堕ちるような人は、頭が悪すぎてこういうことがわからないので、「民主主義じゃないなんてカルトだ!」とか言うんでしょうが、
世の中の傑作と呼ばれるものは、独裁的=才能のある人がその能力を十分に発揮できた形で作られてることがほとんどなのだから、
事実に向かってジグジグ文句を言われても仕方がありません。

さらに仕事に当てはめるなら、「破門」や「辞退」は「契約終了」みたいなもので、仕事の妨害をしているような人や、意志のない人はサヨナラするのも当たり前のことです。
確かに、閉鎖空間でリンチ的にやったら危ない感じはします。
でも一方で、仕事のできない人を契約終了するのに「排除」だなんて言い募ることは、少なくとも自分の現場ではありません。

そもそも、民主主義でやってる仕事現場って世の中にあるのでしょうか?
唯一それっぽいのは、意見を言ったり聞いたりして議論をすることですが、それも仕事の質を向上させるためにやることであって、「民主主義が素晴らしいから」でやってるわけじゃない筈です。
また、社長が社員を思いやってる会社もあるでしょうけど、それもただ名君なだけで、民主主義じゃないですし。
ゴー宣的にわかりやすく言うなら、玄洋社のどこらへんが民主主義ですか?って感じです。

近頃は、仕事で得た知見を国のために活かすという「一身独立して、一国独立す」の考え方と、民主主義は、思いっきりバッティングするんだなと思うようになりました。
少なくとも国民皆兵で、いざという時には命を張って戦うこととセットでなければ、「みんなで決めよう」の民主主義が無責任に陥るのは必然のように思います。

要するに、「戦うゴー宣道場」というのは、玄洋社のような暴力を用いない戦闘集団であって、
3大目標を達成するための師団や艦隊のようなものだと捉えた方が理解しやすいと今は考えています。
もちろんその指揮を取ってくれているのはちぇぶ総司令官です(「ちぇぶ軍曹」という愛称もありますが、軍曹では階級が低すぎて現実と合ってないので、僕としては違和感が笑)。
もういっそこういう形とした方が、民主主義に夢を見てしまう系の、個が不安定でアンチ予備軍な人が入ってこなくていいのでは…という思いもあります。

これは全国聞造会の二次会で小林先生と話したことですが、公に向かう人は別に聖人君子ではなく、むしろ強引さが突破力に繋がっているものです。
頭山満もこう激しく言っています。
「分離せんで陰口言うようなつまらぬ奴とは、俺は絶対に共にせぬ!」
「今日はそれを決めに来たのだから、よく考えて返答しろ!!」
これは男でも女でも同じであって、頭山や小林先生が言うのはアリなのに、女性には聖人君子を求めるというのはおかしな話です。
なので、ちぇぶさんに何か言われたことでヘタレるようでは、女性天皇の時代も、女性総理大臣の時代も、永遠に来ないということになるんじゃないでしょうか。

以上のことを、昔不安定な人と交流されたためにアンチのブログに執拗に書かれてしまっていて、
かつゴー宣道場をあくまで民主主義とお書きになっていたWさんには、踏まえておいていただければと思いました。

 


 

CGデザイナーの現場感覚を踏まえた意見はさすがリアルですごい!
そういや左翼って、宮崎駿や高畑勲が東映動画で労組の幹部だったのに、自分の作品を作り出したら完全に独裁者になったことを本気で非難していたけど、本当に優れた作品というものがどう作られるのかを知らないんですかね。
一方で右は右で、民主主義が絶対じゃないとか、人間は平等じゃないとかいうと、議論も何もかも無視して嘘つき放題やりたい放題の政権が出てきたり、無条件の格差社会を肯定する奴が出てきたりで、これまたどうしようもないのですが。
右の極端と左の極端しかおらず、互いに劣化を競っている現状で、こういうことを理解させるのは相当むずかしいのかもしれません。

トッキー

次回の開催予定

第117回

第117回 令和6年 5/25 SAT
14:00~17:00

テーマ: ゴー宣DOJO in大阪「週刊文春を糾弾せよ!」

INFORMATIONお知らせ