ゴー宣ネット道場

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笹幸恵
2020.3.10 21:42日々の出来事

吉備路の古墳

昨日の岡山では、朝ご飯をしっかりいただいて
桃太郎線の電車に乗り、備中高松へ。
目的は古墳!

調べてみたら、岡山は古墳が多いのでございます。
チャリンコで田んぼの広がる道をかっとばし、
造山古墳(前方後円墳)へ。

駐車場にいる金ぴかの人は吉備の大王だそうです。
背後に広がる山が造山古墳。
大きさは全国4位、しかも人が出入りできる
古墳としては日本一なのだとか。
これは行かないわけにいかないでしょう!
ひとり古墳にコーフンしつつ、登ってみる。

前方からみた後円部。
ムフフ、ムハハ。

後円部からみた前方部。
ムハハ、ムフフ。

しかもこの後円部は、戦国時代、
高松城の水攻めの際に毛利方が築城したとか。
このへんが土塁だよ~という案内図を頼りに
歩いてみる。古墳時代と戦国時代の息遣いを
想像しながら、今ここに自分が佇む不思議。
この時間がたまらない。

古墳の上にある神社には、石棺が残っています。
阿蘇凝灰岩だそうですから、熊本とのつながりが
あったのでしょう。
直弧紋が見られるそうですが、
私には判別できませんでした。


この造山古墳の周辺には、たくさんの
小規模な前方後円墳があります。
これだけあると、ほかの山も何だかすべて
古墳に見えてしまいます。
吉備にはきっと大きな力を持った
人がいたんだろうなあ。

1時間ほど歩き回ってウハウハしたので、
次はこうもり塚古墳へ。

こちらでは石室がしっかり残っていて、
中におさめられた石棺も見ることができます。
どんな人が収められたのかなあと
想像をめぐらせるのもまた楽し。
また古墳に登って歩き回って・・・を繰り返し、
すぐお隣の備中国分寺も見学。


聖武天皇の詔で各国につくられた国分寺。
あの頃は疫病が流行っていたけれど、
今のコロナみたいなもんかなあ。
以前、奈良の元興寺の五重小塔を
見に行ったことがあるけれど、これは、
各国の技術者たちに建築技術を学ばせるための
ひな形だったのでは、ともいわれています。
それを思い出しつつ塔を見るのもまた感慨深い。
ちなみに現在の備中国分寺は、江戸時代に再興された
ものだそうです(それだって歴史を感じるわ~)。

というわけで、4月並みの気温の
サイクリング日和、古墳と寺を満喫して
帰路につきました。
岡山、サイコー!
笹幸恵

昭和49年、神奈川県生まれ。ジャーナリスト。大妻女子大学短期大学部卒業後、出版社の編集記者を経て、平成13年にフリーとなる。国内外の戦争遺跡巡りや、戦場となった地への慰霊巡拝などを続け、大東亜戦争をテーマにした記事や書籍を発表。現在は、戦友会である「全国ソロモン会」常任理事を務める。戦争経験者の講演会を中心とする近現代史研究会(PandA会)主宰。大妻女子大学非常勤講師。國學院大學大学院文学研究科博士前期課程修了(歴史学修士)。著書に『女ひとり玉砕の島を行く』(文藝春秋)、『「白紙召集」で散る-軍属たちのガダルカナル戦記』(新潮社)、『「日本男児」という生き方』(草思社)、『沖縄戦 二十四歳の大隊長』(学研パブリッシング)など。

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