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高森明勅
2020.3.22 06:00政治

政治への僅かな希望

3月18日、山尾志桜里衆院議員が立憲民主党に離党届を提出された。
山尾議員はこれから大きなハンディキャップを背負われることになろう。
それを百も承知で、敢えて至難な決断をされた山尾氏に
敬意を表したい。
ここに2つの事実が明らかになったと言える。

1つは、立憲民主党という政党の転落ぶりだ。
結党当初、幅広い国民が期待した、困難であっても
新しい時代への希望に繋がる方向に進むのではなく、
最も懸念された、安易な“いつか来た道”を選んでしまったようだ。
これは、政治への信頼を失うまいとして来た人々を、
深く落胆させる事実だろう。

しかし、もう1つの事実がある。
それは、どんなに絶望的な条件下でも、最後まで政治における
「議論」の有効性を信じようとする姿勢を失わず、「立憲主義」と
「民主主義」を“本気”で守り抜こうと決意している政治家が、
少なくとも1人はいるということだ。

これは政治への希望を僅かに繋ぎ止めるに足る事実ではあるまいか。

【高森明勅公式サイト】
https://www.a-takamori.com/
高森明勅

昭和32年岡山県生まれ。神道学者、皇室研究者。國學院大學文学部卒。同大学院博士課程単位取得。拓殖大学客員教授、防衛省統合幕僚学校「歴史観・国家観」講座担当、などを歴任。
「皇室典範に関する有識者会議」においてヒアリングに応じる。
現在、日本文化総合研究所代表、神道宗教学会理事、國學院大學講師、靖国神社崇敬奉賛会顧問など。
ミス日本コンテストのファイナリスト達に日本の歴史や文化についてレクチャー。
主な著書。『天皇「生前退位」の真実』(幻冬舎新書)『天皇陛下からわたしたちへのおことば』(双葉社)『謎とき「日本」誕生』(ちくま新書)『はじめて読む「日本の神話」』『天皇と民の大嘗祭』(展転社)など。

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