ゴー宣ネット道場

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小林よしのり
2020.3.30 10:15日々の出来事

コロナ死者数が増えない日本

都知事が外出自粛を求めているのに、若者が外出
していると、不良あつかいして咎めているのを
見ると、本当に腹が立つ。
夜の酒場に飲みに行ってる奴がいるという非難も
無茶苦茶だ。

自宅に老人がいるなら外出を控えさせてもいいが、
今どき3世代同居も少ないだろう。
家に籠ることこそが正義、外出したら悪なんて、
馬鹿も休み休み言え。
感染しても症状が出ない若者なら、健康そのものだし、
軽い風邪とほとんど同じ症状ですぐに回復している
者も多い。

日本の1年のインフルエンザ感染者は1000万人強
だから、1日3万人の感染者が出ていることになる。
コロナの国内感染者数は現在1,693人だから、
あまりに少ない。

東京のコロナ感染者がここのところ1日40人が数日
続き、ここ3日は60人を超したとか言ってるが、
あまりに感染スピードが遅い。
倍々で増えていっていいはずなのに、インフルエンザ
の感染力に全然およばない。
なのに、マスコミは恐怖を煽っている。異常だろう。

コロナの国内の死者数に至っては、まだ54人だと
いうが、インフルエンザの1年の死者数は、直接死が
3000人強、関連死を含めると10000人になる。
コロナの死者数も関連死だから、54人じゃ10000人に
達するまで、まだまだ遠い。

ワクチンも治療薬もあるインフルエンザでも1年に
10000人死んでいるのに、ワクチンも治療薬もない
コロナの死者がまだ52人とはどういうことだ?

感染者数を気にしても不確実すぎて意味がない。
死者数を気にした方がいいだろう。
死者数は今まで全員合わせて54人なのだ。

これで都市封鎖とか緊急事態宣言とかを望むのなら、
来年はインフルエンザでも緊急事態宣言を出して、
外出禁止にするべきだろう。
このデータに基づく素朴な問いに、なぜ専門家や
マスコミや政治家は答えないのだろう?
外国と日本は違う。外国のマネして強権発動を待望
するのはあまりに幼稚だ。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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