ゴー宣ネット道場

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泉美木蘭
2020.4.23 17:02

重症化するケースと、風邪・インフルが多い話

岡江久美子さんがコロナに感染して急死とのこと、
ご冥福をお祈りします。

一般の患者は、プライバシーもあるし、
コロナに感染しているとわかると、
家に落書きされたり、投石されてガラスを割られたりと
大変な差別を受けるのもあって、持病など含めて具体的な
ことはあまり公表されなくなっているけれど、

岡江久美子さんは、昨年末に乳がんの手術をしていて、
2月末まで胸の放射線治療を受けていたとのことだ。
免疫力が失われており、感染症に抗えない状態になっていると、
死に至ってしまうということがわかるケース、として受け取った。

一方、今朝のモーニングショーで、
24時間飛び込みでPCR検査を受け付けている救急クリニックが
紹介されていたが、ここでは一日平均50件のPCR検査を行っており、
「風邪・発熱症状で来院する患者のうち、10%弱が陽性で、
だいたい全国平均と同じ値だ」
と医師が言っていた。

これを見て、ということは90%も風邪やインフルエンザの人が
いるのか、そっちのほうがずいぶん流行ってるんだなあと驚いた。
PCR検査の感度は70%(自衛隊中央病院報告)とされているから、
それを考慮しても、風邪・インフルに気を付けたほうがいいと思う。

もちろん「いつもの風邪」で、いつもなら別に病院も行かずに
「栄養とって、しっかり寝て治す」で済んでいたはずなのに、
恐怖のあまり、とにかく一刻も早く病院でPCR検査を受けなければ
という強迫観念に駆られてしまう人が増えているのだとも思う。

コロナにひたすら注目するあまり、いかに視野狭窄になっているかが
よくわかる話だった。

泉美木蘭

昭和52年、三重県生まれ。近畿大学文芸学部卒業後、起業するもたちまち人生袋小路。紆余曲折あって物書きに。小説『会社ごっこ』(太田出版)『オンナ部』(バジリコ)『エム女の手帖』(幻冬舎)『AiLARA「ナジャ」と「アイララ」の半世紀』(Echell-1)等。創作朗読「もくれん座」主宰『ヤマトタケル物語』『あわてんぼ!』『瓶の中の男』等。『小林よしのりライジング』にて社会時評『泉美木蘭のトンデモ見聞録』、幻冬舎Plusにて『オオカミ少女に気をつけろ!~欲望と世論とフェイクニュース』を連載中。東洋経済オンラインでも定期的に記事を執筆している。
TOKYO MX『モーニングCROSS』コメンテーター。
趣味は合気道とサルサ、ラテンDJ。

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テーマ: 「コロナ後のリベラル」

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