ゴー宣ネット道場

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笹幸恵
2020.5.23 15:23日々の出来事

オンラインやだ!

3度目の大学のオンライン授業。
過去2回がそれなりにスムーズだったので、
すっかり慣れたつもりになっていた。
けど、今回はなぜかZOOMのミーティング会場までたどり着けない。
学生からはチャットで次々と「入れない」と連絡がくる。
あわわ、どうしたらいいの~~~。
やっと設定して授業を開始したら、
「ピンポーン、ピンポーン」とインターホンが。
え、今?
なんで今?
マンションの何かの定期点検っぽい。
けど、対応できない。
室内に音が響いて余計混乱する。
そのうちZOOMのカウントダウンが始まり、
ぷつっと切れた。無料での時間延長、やめたのか。
このアカウントじゃダメなの?
どれならいいの?

もーーーーオンラインやだ!

諸々解決するまで、パソコンの前で試行錯誤。

それに、やはりうちの大学も前期すべてオンラインとなり、
授業の資料をすべてパワーポイントで
新たに作り直さなくてはならなくなった。
こんなもの、対面式なら、チョークと赤ペン1本で
済むというのに!
じつにバカバカしい。じつに嘆かわしい。

少し前だけど、各国指導者のコロナ対策の国際比較で、
日本が最下位だったという時事ニュースがあった。
政治、経済、地域社会、メディアの4分野で
23カ国を対象に行われたという。
政治分野では、安倍政権の対応を高く評価した日本人の
割合は全体の5%。ぶっちぎり最下位。

確かに、中国からの入国を水際で止めなかった初動の遅れ、
あまりに唐突だった学校の一斉休校、
粗悪品を巨額の税金を使って配るアベノマスク、
星野源の楽曲と共にくつろぐ姿を見せたアベノコラボなど、
場当たり的で幼稚な対応の数々はまだ記憶に新しい。
けれど、各国に比べて日本はコロナによる死者は圧倒的に少ない。
その点は評価ポイントにならないんだね、ちょっと不思議。
少なくとも、いつものアベノ信者なら
すべて教祖様のおかげ、になるはずだけど。

この最低の評価は、「緊急事態宣言を出すのが遅すぎた」という
世論の表れだろうか。
だとしたら、心底ゾッとする。
皆、私権を制限してもらいたがっている。
私を管理して~と率先して言っている。
一億総自粛のこの空気。
管理さえしてくれれば、コロナが終息するかのような
安易な発想を持ち続けている。
それって、「贅沢は敵だ!」と言って、国民一丸となって戦争に
邁進していた時代と何が違うのか。
この困難に耐え忍んでいれば、いつか神風が吹く、
という発想と何が違うのか。

んも~~~、一億総自粛さえなければ、オンラインでこんなに
もがき苦しむこともなかったのに!!!

笹幸恵

昭和49年、神奈川県生まれ。ジャーナリスト。大妻女子大学短期大学部卒業後、出版社の編集記者を経て、平成13年にフリーとなる。国内外の戦争遺跡巡りや、戦場となった地への慰霊巡拝などを続け、大東亜戦争をテーマにした記事や書籍を発表。現在は、戦友会である「全国ソロモン会」常任理事を務める。戦争経験者の講演会を中心とする近現代史研究会(PandA会)主宰。大妻女子大学非常勤講師。國學院大學大学院文学研究科博士前期課程修了(歴史学修士)。著書に『女ひとり玉砕の島を行く』(文藝春秋)、『「白紙召集」で散る-軍属たちのガダルカナル戦記』(新潮社)、『「日本男児」という生き方』(草思社)、『沖縄戦 二十四歳の大隊長』(学研パブリッシング)など。

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テーマ: 「コロナ後のリベラル」

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