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高森明勅
2020.6.4 06:00皇室

英語で皇室を巡って討議

高森稽古照今塾の優等生Kさん。
若く向学心に溢れる綺麗な女性だ。
先月の塾の感想文に次のように書いてあった。
 

「先日、オンライン英会話でイギリス人と日本の皇室について
ディスカッションしました。
その際に、日本のトップは天皇だが、政治と分かれていて
日本人から厚い信頼を得ている点や、天皇は神話の神様(天照大御神)
の血筋を受け継いでいるという点を堂々と話したところ、
good!とても有意義なディスカッションだったと言われました。
海外の人に皇室の話ができるようになることも(自分自身の学びの)
1つの目標としていたため、議論できたことはとても達成感があり、
かつ自信になりました。
いつも教えていただきありがとうございます。
知識を積み重ねて学んでいくことの大切さを実感しました」と。

これは嬉しい。
彼女は皇居勤労奉仕にも参加している(様々な調整をして、ご奉仕の為に
会社を4日連続で休むのは、さぞや大変だったに違いない)。
そうした体験に裏打ちされた、付け焼き刃ではない知識が、
国籍を超えて共感を得られる議論を可能にしたのだろう。
Kさんの一層の成長を期待したい。


追記 PCの不調の為、今後暫くブログを挙げることが
出来なくなるかも知れません。

予めお断りします。


【高森明勅公式サイト】

https://www.a-takamori.com/

高森明勅

昭和32年岡山県生まれ。神道学者、皇室研究者。國學院大學文学部卒。同大学院博士課程単位取得。拓殖大学客員教授、防衛省統合幕僚学校「歴史観・国家観」講座担当、などを歴任。
「皇室典範に関する有識者会議」においてヒアリングに応じる。
現在、日本文化総合研究所代表、神道宗教学会理事、國學院大學講師、靖国神社崇敬奉賛会顧問など。
ミス日本コンテストのファイナリスト達に日本の歴史や文化についてレクチャー。
主な著書。『天皇「生前退位」の真実』(幻冬舎新書)『天皇陛下からわたしたちへのおことば』(双葉社)『謎とき「日本」誕生』(ちくま新書)『はじめて読む「日本の神話」』『天皇と民の大嘗祭』(展転社)など。

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