ゴー宣ネット道場

BLOGブログ
泉美木蘭
2020.7.16 12:54

PCR「隔離」って別に国際標準でもなんでもないし

今朝のスポーツ欄に大リーグ・マリナーズの平野投手が
コロナで陽性、負傷者リスト入りとあった。
一時は39度の高熱を出す症状があったそうだが、
自宅で検査の結果を待っており、2度目の陰性が出れば
チーム合流になるらしい。

日本では、ジャイアンツの坂本選手と大城選手が
抗体検査の結果、無症状なのに「陽性だから」ということで
問答無用で10日間病院に入院させられていたけど、大違いだな。

アメリカは、そもそも治療費の問題もあるけど、
よほど重い症状でなければ自宅療養がほとんどで、
無症状でも隔離施設に閉じ込めるなんてことしてないし、
イギリスもそう。軽症なら自宅でしっかり水分とって自分で直せ
というのが基本だ。

一方、中国、ベトナム、シンガポールのような独裁国家は
無症状でも問答無用に隔離、ベトナムは陽性者が出たら、
同じマンションの住民は、無関係でもまるごと隔離する
という政策をとっている。
しかも中国、韓国、台湾では、スマホアプリを活用して、
GPSで隔離者の行動を監視し、隔離措置に違反すると
罰金を課すなどの措置までとっている。

こういうのを比較して、
「ほら、アメリカやイギリスみたいに自宅療養させてたら
死者が爆発的に増えるんだ」
とグローバル単純脳で考えたり、
なぜか独裁国家や監視国家の手法が素晴らしいと賛同し、
日本もこうあるべきだと強硬に主張する人々がいるけど、
東アジア地域で死者が抑えられたことについては、
すでに少なくない科学者が、人種的、地理的な影響による
免疫の違いなど、何らかの要因・「ファクターX」が
あるだろうと言及しはじめている。

なぜ日本はこんなに「隔離しなければ!」なんて話が
普通に受け入れられて、連日公共の電波で放送されてるの?
PCR隔離こそが絶対正義、

PCR隔離が21世紀の感染症対策だとくり返したって、
そんなものは国際標準でも先進国標準でもなんでもないし、
単に視野狭窄な、独裁国家・監視国家への羨望でしかない。

泉美木蘭

昭和52年、三重県生まれ。近畿大学文芸学部卒業後、起業するもたちまち人生袋小路。紆余曲折あって物書きに。小説『会社ごっこ』(太田出版)『オンナ部』(バジリコ)『エム女の手帖』(幻冬舎)『AiLARA「ナジャ」と「アイララ」の半世紀』(Echell-1)等。創作朗読「もくれん座」主宰『ヤマトタケル物語』『あわてんぼ!』『瓶の中の男』等。『小林よしのりライジング』にて社会時評『泉美木蘭のトンデモ見聞録』、幻冬舎Plusにて『オオカミ少女に気をつけろ!~欲望と世論とフェイクニュース』を連載中。東洋経済オンラインでも定期的に記事を執筆している。
TOKYO MX『モーニングCROSS』コメンテーター。
趣味は合気道とサルサ、ラテンDJ。

次回の開催予定

第93回

第93回 令和2年 11/8 SUN
14:00

テーマ: 「愛子皇太子の可能性」

INFORMATIONお知らせ