ゴー宣ネット道場

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笹幸恵
2020.7.21 09:27日々の出来事

お上に頼りすぎでは?

昨日のTBS「ひるおび!」、ちらっと見ていたら、
GO TO トラベルキャンペーンの話題だった。
東京が除外され、そのキャンセル料の保障について
語られていたけど、結局のところ、
このキャンペーンで国は安全のガイドラインをしめせ、
そうでないと不安だ、という話になっていく。

なんだかな~~~。
何もかもが「違う」気がする。
政府は、東京を除外したら、そもそも需要喚起して
経済立て直しの一環とするという初期の目的を
達成できるのだろうか。
コロナ不安症の突き上げにあって右往左往するのでは、
付け焼刃といわれても仕方ない。

一方、東京を除外したとて、コロナ不安症の人には
いつまでたっても不安が残る。
人が移動すれば、感染は拡大するからだ。
だったらやらなければいい?
そういう人は、夜の街のみならず、観光業にも
「死ね」というのだろうか。

田崎史郎氏がまともなことを言っていた。
「ガイドライン、たとえば温泉宿で浴槽に何人とか決めても、
宿によって風呂の大きさも広さも違うわけですから」

そりゃそうだ。
「ガイドラインはあくまで目安」と言ったって、
結局は宿がそれぞれ臨機応変に対応するしかない。
たとえば浴槽に5人とガイドラインを決めたって、
6人入っていたらリスクが一気にあがるかなんて
誰もわからない。
不安な人は、「1人多かった!」と大騒ぎするのだろうか。
温泉宿だってこんな思いして営業するのは大変だし、
客だってピリピリして温泉でリラックスどころではない。
ガイドラインを作ったところで、新たなトラブルを招くだけ。

感染者数に踊らされているのが、根本的な間違いなのだ。
その不安をお上に解消してもらおうとする依頼心が
間違いなのだ。
GO TO トラベルキャンペーンがあろうがなかろうが、
旅行に行くかどうかくらい、自分で判断すればいい。

先月のゴー宣道場でゲストの金塚彩乃弁護士が
おっしゃっていた「行ったり来たりの自由」。
私たちはそれを自ら放棄するのだろうか?
笹幸恵

昭和49年、神奈川県生まれ。ジャーナリスト。大妻女子大学短期大学部卒業後、出版社の編集記者を経て、平成13年にフリーとなる。国内外の戦争遺跡巡りや、戦場となった地への慰霊巡拝などを続け、大東亜戦争をテーマにした記事や書籍を発表。現在は、戦友会である「全国ソロモン会」常任理事を務める。戦争経験者の講演会を中心とする近現代史研究会(PandA会)主宰。大妻女子大学非常勤講師。國學院大學大学院文学研究科博士前期課程修了(歴史学修士)。著書に『女ひとり玉砕の島を行く』(文藝春秋)、『「白紙召集」で散る-軍属たちのガダルカナル戦記』(新潮社)、『「日本男児」という生き方』(草思社)、『沖縄戦 二十四歳の大隊長』(学研パブリッシング)など。

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