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高森明勅
2020.9.20 06:00日々の出来事

高森稽古照今塾、第8期スタート

9月12日、高森稽古照今塾(別名、爆笑!目からウロコ塾)の
第8期がスタート。

その前に神保町の「しがく総研」に立ち寄り、打ち合わせ。
塾は、対面講義にZoomを使ったリモート方式も組み合わせ、
ハイブリッドで行う。

これまで毎月、静岡から新幹線で参加してくれていたT君(男性)も、
リモートだと随分楽になるだろう。
今期の受講者は50名余り。
皆、20~30歳代の社会人だ。
その熱心さに頭が下がる。

前年度は、「日本の神話」と「天皇の歴史」を駆け足でやった。
今年は「皇室の制度」と「神道と天皇の繋がり」などを取り上げるつもり。
受講者の有志が自主的に集まって“おさらい”の勉強会も続けているらしい。
仕事で忙しいのに、立派な心掛けだ。
私も手を抜けない(勿論、元々手を抜くつもりは無いが)。

初回、対面とは別にリモートでの参加は十数名。
リモートを活用すれば、これまで受講が無理と考えられていた、
地方の人々もより幅広く参加できるのではないか。

もとより、講義は“対面が基本”だと考えている。
だが一方で、リモートの活用も大いに進めたい
(毎回、Zoom対応の為に運営スタッフが1人、張り付くことになるが)。

ちなみに大学の教務部から、メールで後期も対面無しでリモートだけの
授業を連絡して来たものの、教務担当の教員に電話を入れて、
極力早く対面講義に戻るよう、強く伝えた。
私の場合、10月下旬又は11月の初めからは対面での講義に移行できそうだ。
私自身は、スタジオとスタッフを確保し、10月一杯分迄の講義については、
既に収録を済ませた。後期の開始と共に、学生らが即座にYouTubeで
視聴できる手配も、済ませている(本来なら後期の最初から対面で
やりたいのだが)。

私は恥ずかしながら、国内でほとんど随一のアナログ人間(又は時代遅れ)と
“自負”している。それでも精一杯、学生の為にリモート授業に対応しようと、
努力しているつもりだ。
しかし仄聞(そくぶん)するところ、学生らへの十分な配慮もなく、
随分いい加減な対応をしている教員もいるようで、残念だ。
以上は余談。

塾の終了後、居酒屋に移って懇親会。
私は多くの人数でお酒を飲むのが好きではない。
なので懇親会参加者は毎回、数名規模に絞っている。
この時、たまたま参加したのはほとんどが女性
(そもそも受講者のうち、30名以上が女性)。

若く可愛い女性達で、しかも何故か酒豪揃い。
一方、ベテラン受講者のS君(男性)やNさん(女性)は、
かなり踏み込んだ話題にもしっかり付いて来れる。
つい、お酒を飲み過ぎてしまう条件が整っていた。
帰宅して床に着いたのが翌日の午前2時半頃。
いつも通り5時過ぎに起床して、愛犬の豆太郎と大福の散歩。
睡眠不足のまま、午後のゴー宣道場に臨むことになった。
もう1週間前のことだが、これまで取り上げる機会が無かったので。

【高森明勅公式サイト】
https://www.a-takamori.com/

高森明勅

昭和32年岡山県生まれ。神道学者、皇室研究者。國學院大學文学部卒。同大学院博士課程単位取得。拓殖大学客員教授、防衛省統合幕僚学校「歴史観・国家観」講座担当、などを歴任。
「皇室典範に関する有識者会議」においてヒアリングに応じる。
現在、日本文化総合研究所代表、神道宗教学会理事、國學院大學講師、靖国神社崇敬奉賛会顧問など。
ミス日本コンテストのファイナリスト達に日本の歴史や文化についてレクチャー。
主な著書。『天皇「生前退位」の真実』(幻冬舎新書)『天皇陛下からわたしたちへのおことば』(双葉社)『謎とき「日本」誕生』(ちくま新書)『はじめて読む「日本の神話」』『天皇と民の大嘗祭』(展転社)など。

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