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高森明勅
2020.10.20 06:00日々の出来事

母の夢

亡き母の「50日祭」の夜。
母の夢を見た。
久しぶりのこと。
私が玄関を入り、広い廊下を通って、角で曲がる。
洗面所とトイレの前を通り抜けて奥の居間に入る。
すると、入ってすぐ近くに、母が立っていた。
どこかに出掛ける時の少しおめかしした服装。
顔はふくよかで、ニッコリと明るく笑っている。
しかし残念ながら、私が何か話しかけようとしたところ迄しか、
覚えていない。
肝心な会話の場面が記憶からすっかり抜け落ちている。
たったそれだけのことが、とてつもなく大きな喪失感を抱かせる。

彼岸花(ひがんばな)
咲ける間(あわい)の
道をゆく
行(ゆ)き極(きわ)まれば
母に会ふらし
(上皇后陛下、平成8年)

【高森明勅公式サイト】
https://www.a-takamori.com/

高森明勅

昭和32年岡山県生まれ。神道学者、皇室研究者。國學院大學文学部卒。同大学院博士課程単位取得。拓殖大学客員教授、防衛省統合幕僚学校「歴史観・国家観」講座担当、などを歴任。
「皇室典範に関する有識者会議」においてヒアリングに応じる。
現在、日本文化総合研究所代表、神道宗教学会理事、國學院大學講師、靖国神社崇敬奉賛会顧問など。
ミス日本コンテストのファイナリスト達に日本の歴史や文化についてレクチャー。
主な著書。『天皇「生前退位」の真実』(幻冬舎新書)『天皇陛下からわたしたちへのおことば』(双葉社)『謎とき「日本」誕生』(ちくま新書)『はじめて読む「日本の神話」』『天皇と民の大嘗祭』(展転社)など。

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テーマ: 「コロナ後のリベラル」

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