ゴー宣ネット道場

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小林よしのり
2020.10.21 09:47日々の出来事

戦えるのは常に今のうち

新型コロナの自粛自滅や、香港の民主主義終焉を
見ると、大衆は狂った公共性に抵抗するより、
諦めて慣れてしまう道を選ぶものだという当たり前の
現実を再確認するしかない。

暴力や死の恐怖の前に人間は無力である。
極限状況では、自由より秩序、自由より豊かさを選ぶ
のが人間の弱さであって、権力はそれを見透かして
露骨にアメとムチを使い分けてくる。

その構造自体が分かっていても、人間は畜群と化して
秩序を口実に平穏と豊かさを選ぶ。

だが、日本の新コロ自粛の場合、1年、2年くらいなら
狂った公共性を受容できると思う者が大多数なのかも
しれない。
ところが、その1年、2年の被害は想像を超えるもの
になると気づく強者は、狂った公共性を受容している
わけにはいかないと今のうちに戦う。

戦えるのは常に今のうちだ。
香港はそれに気づくのが遅かった。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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テーマ: 「コロナ後のリベラル」

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