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トッキー
2020.11.26 12:02皇統問題

昨日の皇統問題シンポ、唖然愕然の感想ご紹介

昨日開催された緊急シンポジウム
「皇位の安定継承に向けて」に
参加された方々から寄せられた、
唖然愕然の感想ご紹介です!

 


 

今日、参議院会館で行われたシンポジウム「皇位の安定継承に向けて もはや先延ばしは許されない」に参加してきました。終わりたてホヤホヤです。心臓がドキドキして止まりません。筆がすべったらごめんなさい。
二つの点で非常に勉強になりました。まずは君塚直隆先生の海外皇室との比較を伺えたこと。女帝は「それもある」からメインになりつつあるのでは、と感じました。
もう一つは、国家議員はこの問題に取り組む気がないことです。本当に愕然としています。よしりん先生、高森先生がどのように感じられたかは分かりませんが、私はそう感じました。最後の一手は国会議員でしか打てないのが現実なのでよしりん先生高森先生は言いづらいことかもしれませんが、一個人として言わせていただきます。
ほとんどは野党議員だったと思いますが、まずもってどういうつもりで参加しているのか??寝ている議員、着席して2分で帰る議員、そしてほぼ全ての議員は「まあ、慎重に議論すべきですよねー」とのたまう。そして事前に決められた発言順で喋ったら、すぐいなくなる。国会議員が集まる場に初めて参加しましたが、これが普通ですか??
あの者らは、高森先生が理論で詰めてあげても「皇室を議題にすること自体メリットないんですよねー」なんて普通に言うし、よしりん先生が情でアジっても響かない。君塚先生の話は理解すらできてない(かんじ)。おどれらはエコーチェンバー、フィルターバブル、選挙ビジネスで臆病者の畜群じゃー!!
私は手を上げて、「国会議員のみなさんが取り組む気がないことがよく分かりました。皇室の方々が自分の人生を削って、国民のため日本のために我慢に我慢を重ねているのに、あなた方はリスクリスクと言う。今日私だって参加するのにリスクとってます。参加にあたって睡眠時間削って勉強もしてきました。でもシンポジウムに参加するだけ偉いとも思います。そこで人気者の小林先生に質問です。自分たちでは何も出来ないと言う国会議員の先生方のために、皇室問題を選挙ビジネスにつなげる方法を手取り足取り教えてあげてください」と質問しようとしましたが、時間切れ…。司会の倉持氏〜!あんたも同罪やで〜(笑)
もう本当に暗澹たる気分です。読者代表のつもりで仕事放り出して行きましたが何も出来ませんでした。圧力すらかけられませんでした。みなさんごめんなさい。
最後に君塚先生のレジュメから印象に残った部分を。
「男系の重みと言いますが、現イギリス王室のエリザベス2世(女系の女性)はそんなに軽んじられているのか?」そうだ!!
(まーさん)

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私も参加しましたが、小林先生が「来てみなさい」と仰った意味がわかりました。

まーさんもコメントされてますが、「愕然」としました。
そこまで酷くないだろう……と思ったら大間違い。地下鉄内で君塚氏の著書が、なかなか面白く(お薦めです。奈良道場に役立ちそうです)、ちょっと甘すぎました。

今日きた議員のレベルが低すぎたのかな?とは思います、思いたいのですが、それにしても……。議員席はスカスカ。
昨日青ネギさんとやり取りしてましたが、道場しかないじゃないか、キチンと考えてる「場」は……と思わずにいられません。

奈良道場のテーマに反対された門下生の方はいたのでしょうか?
道場関係者は14.5人かなぁ……と思いましたが、たぶん皆さん「愕然」としたと思います。
道場参加者は門下生も含め、声を上げる「義務」があると思います。

国会議員の「皇室」に関する「知識」は想像を絶する低レベルです。関わりたくないのがアリアリです。コロナ問題も大変ですが、国会議員に「皇室問題」に関して「要求」しないとダメです。「ほふく前進で進まないと……」なんて議員までいました。来ただけまだマシとは言え……。「憶測ですが、真子さま、佳子さまは皇室を離れたがってる……」とか、「大丈夫?」を通り越して……絶句します。

朝から「玉川」監視して、ここでも「こんな連中」の話聞くの?と泣きたくなりました。

しかし現実がよくわかりました。来て良かったです
(サトルさん)

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何名かの方が今日のシンポジウムのことについて書かれていますが、私はちょっと違う印象を持ちました。そもそもシンポジウムに参加された国会議員の先生は、時間を作って来てくださっています。もちろん満足できない意見もありましたし、まだ勉強されていないんだなという先生もいました(俺何様?)。でも、まずは皇室に目を向けていただきありがとうございます、という感想です。もちろん不満は残ります。立憲民主党の津村先生は、匍匐前進でまずは愛子様を皇太子にするところから、と仰っていました。この意味は男系男子の男子は外して男系を残すということです。すかさず小林先生から、それは非常に野蛮な考えであること(=愛子様に男子を生めと強制することになる)、高森先生からずるずる時間をかけている間に国民は関心を失ってしまうという反論がなされました。津村先生は、それでも皆が納得しやすい形からがいいのではないか(=男系を維持したままの女性天皇)という意見を表明されましたが、あとはどう小林先生や高森先生の意見を反映してくれるかです。両先生とも今日で津村先生の意見がコロッと変わるはずだとは思っていないでしょうし、こういった先生方にも理解してもらうように、私たちも普段の努力で説得や啓蒙を図るべきではないでしょうか。

問題なのは、やはり議員席の空席が多いことです。いかに国会議員がこの問題を直視していないかを知ることとなりました。しかしこの怒りを今日来られた方にぶつけても仕方ありません。むしろこの方たちを通して、立憲民主党にも影響力を行使するという形が建設的ではないかと思います。ちなみに下記が今日来られた方です。
・国民民主2名(タマキさん/ヤマオさん)
・立憲3名(シナタケシさん/ツムラケイスケさん/コミヤマヤスコさん)
・無所属1名(タカイタカシさん) ※間違っていたら訂正お願いします!
今自分たちがすべきことはこの人たちを罵ったり絶望したりすることではなく、いかにこの小さな火種を大きくできるか、という戦いなのだと思います。

さて長くなってしまったので、私からは矢部万紀子(皇室ウォッチャーでコラムニスト)さんの話をして終わりにします。というのもこれは自分自身の反省なのですが、今まで女性皇族の気持ちを分かってきたつもりで、全然分かっていなかったと思ったからです。矢部さんは同じ女性として女性皇族が置かれた立場を思いやって、「きっと(皇室は)やりがいのない職場なんだろう」と仰いました。一瞬ドキッとする発言ですが、またことによれば非礼とも受け取られかねない発言ですが、矢部さんは女性皇族の気持ちに寄り添われる形で意見を述べられました。

生まれたときから男子でない十字架を背負わされ、その十字架は成人となっても背負い続けます。皇室制度が天皇なくして存在しえない制度であることを考えれば、天皇になれない女性皇族は自身の存在をどのように考えるでしょうか。また女性皇族には「結婚退職」という他にはないある特殊な制度が義務付けられています。成人となって公務を担当するにようになっても、いつかは結婚していなくなると考えれば、あまり公務に責任を持ちすぎても跡を引き継げないと思うかもしれません。実際、黒田清子さん(紀宮様)は「内親王という立場は、先行きを考えるとき、将来その立場を離れる可能性がどうしても念頭にあるため、中途半端に投げ出してしまうことのないように、継続的な責任のある立場に就いたりすることは控えてきたということはあるかもしれません」と仰っていたようです。このように、「結婚退職」という制度によって、自分の能力を発揮したくても十分に発揮できない環境が女性皇族にあるのだとしたら大変酷だなと思うと同時に、この結婚退職制度を無くす、あるいは任意にするなどの改善が必要なのかなと思いました。

また矢部さんは、私たちが普段使う「女性宮家」という言葉も、皇室に人手が足りないから残ってね、と聞こえるし、今回突然できてた「皇女制度」も、会社は辞めてもパートで仕事を任せるから、のように聞こえると仰っていました。とかく私たちは女性皇族を数合わせの道具のように扱ってしまっているのではないかと反省しました。

というのが私の感想です。高森先生、小林先生、倉持先生、お疲れさまでした。倉持先生の司会ぶり、個人的にすごくよかったと思うんですけどねー

p.s. シンポジウムは無料だったけど、交通費で2万円かかりました。それでも行ってよかったです
(地下人さん)

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地下人さん
サトルさん
ありがとうございました。
やはり参加されている方がいらっしゃったと分かり嬉しかったです。私は山尾さん側に座ってましたが、逆側に見える一般参加者の表情は真剣そのもので、かつ不満そうでした。
全くもっておっしゃる通りです。
昨日は帰りの電車でわーっと書いたものを投稿しましたが、やはり舌足らずなところもあり…補足していただきありがたく思います。

私はとにかく、参加している国会議員(先生とはもういいません)を責めたくはなかったのです。空席が多いことも気になりましたが、出席している側からすればそこを言われても、って感じでしょうし。「最近遅刻が多い!」と遅刻してない生徒に怒る学校の先生のようでウサばらしにしかならないと思ったのです。
ただその上で葛藤なのは、時間がないことです。この問題が憲法論議と違うところはそこなのです。私は国民民主党の憲法調査会を見ていますが、憲法をしなやかに語れることそれ自体が素晴らしいと感じます。ただ皇室の議論はそれではダメなのです。リミットはとうに過ぎています。内親王の方々は正直なところ、「なんて冷たいおおみたから(大御宝)なんだ」と思ってることでしょう。それなのに、それなのに、嗚呼…

だけど我々は前向きに考えないといけないと思います。国会議員は、「絶対安全な誰からも批判されない、票になるような形にして持ってきてくれたら全然やるよ!」というスタンスのようです(私にはそう聞こえました)。私の会社の、ペラペラやって動かない上層部とそっくりです。残念ですが、彼らは主体的にこの問題に取り組めません。これ自体はもう言っても仕方ないことです。究極的には選んだ我々が悪いし、声を強くあげてこなかった我々が悪いのですから。そう自分に言い聞かせて(国会議員を幼児扱いして)自分を納得させることにしました。

マズいのは、私のなかで「皇室不要論」が説得力を増してきていることです。トカトントンというよりは、皇室が必要って誰のため?と考えると国民の「もっと安全を!もっと安定を!」のためのような気がしてきたのです。「最古だよ!すげーよ!」みたいな不敬な感覚は卒業しました。本当に恥ずかしく申し訳なく思います。

全国設営隊長の言われるように、私も諦めたくないです。やはりTwitter攻撃のようなことしかできないのでしょうか。
(まーさん)

 


 

私も動画の収録のために行きましたが、
当日と事前の会場下見、2回も時間割いて
これかい、と正直愕然としました。

よしりん先生、高森先生はなおのことでしょう。

とにかく国会議員に聞いてもらうために
平日の夕方、参議院議員会館で行ったのに、これ。
交通費2万円かけてきた人、半休とって来た人も
いるのに、国会議員がこの有様。

登壇者の発言や議論があれだけ面白く
熱が入っているのに、肝心の国会議員が
来ない、聞いてない、理解できない。

せっかく収録したのをお蔵入りさせるのも
もったいないので、時間のある時に
編集して配信はしようと思います。

場合によっては、後世の歴史家が見て
「皇室の消滅は、この時点で決まっていた」
と検証するための史料にもなりますから、
公開して残しておく価値はあるでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トッキー

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