ゴー宣DOJO

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小林よしのり
2020.12.8 17:16日々の出来事

真の加害者はコロナではない!

朝から晩までマスコミが「GoTo止めろキャンペーン」を
やっている。
「GoTo止めて観光業を破壊しろ!」
「GoTo止めて飲食業を廃業にしろ!」
「GoTo止めて失業者をもっと増やせ!」
「GoTo止めて自殺者をさらに増やせ!」
「GoTo止めて去年の8割増しになった女性の自殺者を
もっと増やせ!」
「GoTo止めて子供を養えないシングルマザーや主婦の
売春をさらに増やせ!」
そのように玉川徹やマスコミが言っている。

彼らはコロナ禍の真の弱者は誰かを想像もしない。
真の弱者を老人であるかのように言っているが、大嘘だ。
80代以上の老人が感染しても8割は軽症・無症状で、
死亡者は1割程度だ。
例年に比べて、老人の死者は圧倒的に少ない。
コロナは子供も若者も殺さないし、老人もインフルエンザ
よりは全然殺していない。

だから彼らは「医療崩壊」を脅しの材料に使う。
だが、感染症指定病院で行われていることは、寿命を
悟った老人の意思を無視し「人工呼吸器の装着」を
行なう虐待行為だ。
遺体を顔が見えないほどにビニールで巻いて、遺族に
会わさないまま棺桶に詰め込み、火葬場送りにする
遺体虐待だ。

指定感染症からコロナを外すだけで、この残酷な状況
を終わらせられる。
だが、マスコミは終わらせたくない。
マスコミはコロナ恐怖症の世論を煽って、政権を追い詰
めるのが楽しいのだ。
政権の支持率を下げれば、政権は「GoToを止める」と
踏んでいる。
マスコミは「第一権力」になる快感に酔いしれている。

コロナ禍の真の弱者は老人ではない。女性なのだ!
女性は誰が自分を自殺にまで追い込んだのかに
気付かぬまま、コロナのせいだと思い込んで自殺する。
そうではないのだ。
真の加害者はマスコミなのだ!
モーニングショーなのだ!
玉川徹こそが女性に死の選択を促す
犯人なのである!

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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