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小林よしのり
2021.1.6 10:59日々の出来事

あまりにも少ない陽性者数で緊急事態?

モーニングショーを見たら、今の新規「陽性」者数が東京で
1300人を超えたので、重大な事態に至っているという認識
らしい。
摩訶不思議な認識だ。

インフルエンザなら、全国で1日6万人、東京では2万か3万
の「患者」が出ていたわけで、PCRの「陽性」者ならその2倍、
3倍になっていたはずだ。

たった1300人など風呂でする屁の泡の1個くらいのものだ。
少なすぎて腰が砕ける。

8割おじさんが今度は実効再生産数のモデルで予測して
いるが、今度はいたって常識的、何もしなければ2月末で
3500人程度、3月末で8000人に迫るという。
まあ、そうだろうなと思う。
だって冬場は風邪ひくからな。

インフルエンザなら東京で1日2万人だとしても、2か月で
120万人になってしまう。
インフルの120万人VSコロナの8000人、どちらが多い
ですか?
これで緊急事態宣言なんて、くだらなさ過ぎる。

飲食店の人たちは東京都や国を訴えればいいのだ。
データはわしが教えてやるから、「営業の自由」を毀損
する憲法違反だと、飲食店が合同して訴えればいい。

しかも「店舗名」を公表して、「自粛警察」の嫌がらせに
期待して、廃業に追い込むなど、もはや犯罪でしかない!
「公共の福祉」が論点になるから、その時はデータを提出
すれば勝てるだろう。
わしの『コロナ論』シリーズも資料として提出すればいい。

日本人は本当に戦わない。
唯々諾々とお上の言う事に従うから、最後は自殺に追い
込まれる。
特措法を改正するなら、玉川徹のように「誤情報で
一方的に民衆を煽って、社会を混乱させてはならない」
という条文を入れるべきではないか?
せめて「両論併記」にしなければならないという条文が
必要だと思う。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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テーマ: ゴー宣DOJO in名古屋「人権カルトと日本人論」

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