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小林よしのり
2021.2.28 08:22日々の出来事

思想は蘊蓄ではない

思想は思想の蘊蓄を語ってもしょうがない。
極限状況において、その思想とまったく違う言動を
とってしまう者もいるからだ。

コロナ禍で顕現した言論人の挙動には失望する
ものが多かった。
保守のはずが保守ではない、リベラルのはずが
リベラルではない、そういう人物の化けの皮が続々
剥がれてしまった。

欺瞞を許さぬ態度は自分への批判力が要るので
その厳しさは熾烈である。

現実は想定外の出来事の連続だから蘊蓄では
対処できない。
だが、想定外の出来事の連続の中で、態度で
表明するしか、思想の真価は発揮できない。
蘊蓄よりも態度だ。

全体主義の中でこそ、思想の強靭さの見せどころ
と構えて、戦いぬく覚悟が必要だ。
そういう意味では面白い時代ではある。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

次回の開催予定

第97回

第97回 令和3年 5/3 MON
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テーマ: 「憲法は今、生きているかーーコロナ禍、自衛権、天皇」

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