ゴー宣ネット道場

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笹幸恵
2021.6.2 19:50日々の出来事

「痛み分け的共存」っていい言葉だ。

6/13のゴー宣道場にゲストでお越しくださる
井上正康氏の著書『本当はこわくない新型コロナウイルス』
を読了。
慎重に言葉を選んで綴られているけれど、
「日本ではコロナはちょっとした風邪」であることが
科学的データに基づいて展開されており、
かつ「失敗の本質」がインフォデミックであること、
それに惑わされて思考停止となりヒステリックな恐怖症を
招いていることが、ページをめくるごとに
実感としてじわじわと伝わってきました。
何というか、小林先生の『コロナ論』が、
勢いあって心を揺さぶる「動的」な書だとすれば、
井上先生の本書はいろいろな思いを抱えつつも(多分)、
言葉を選んで抑制的に伝えようとしている「静的」な書、
そんな印象も持ちました。

勉強になったのは、日本の場合、
土着ウイルスの毎年の免疫的軍事訓練があり、
その上で弱毒性→強毒性という順番だったから
免疫のブースター効果があったのではないか、という点。
また突然変異種は昨年7月時点で6000種以上にも
のぼるという点。

こうして変異を繰り返していくから、いきなり強毒性の
変異ウイルスが出てきてもおかしくはないだろう。
そこに警戒しなくてはならないけれども、
結局のところ、井上先生が記すこの言葉がすべてだ。

「人類と病原体の痛み分け的共存は
生物進化の不可避的着地点」

この一文に、シビれました。

いかにこの緊急事態宣言下における東京都のやり方が
バカげているかもよーーーくわかりました。
そーしゃるでぃすたんす?
ジンリュウを抑制?
ふざけんな、ばかやろーーーッ。

倉持師範のグローバルダイニング訴訟での
東京都の返答にもあきれ返ってモノが言えない
(こないだやっと見た!)。
倉持師範がその矛盾やすりかえを的確に
指摘していたけれど、
あんな回答、大学の授業のレポートであっても
点数なんかつけられないレベルだ。
それを白日の下にさらしたことの意義は大きいと思う。

6月道場、井上先生からどんな話が伺えるか
楽しみです!



笹幸恵

昭和49年、神奈川県生まれ。ジャーナリスト。大妻女子大学短期大学部卒業後、出版社の編集記者を経て、平成13年にフリーとなる。国内外の戦争遺跡巡りや、戦場となった地への慰霊巡拝などを続け、大東亜戦争をテーマにした記事や書籍を発表。現在は、戦友会である「全国ソロモン会」常任理事を務める。戦争経験者の講演会を中心とする近現代史研究会(PandA会)主宰。大妻女子大学非常勤講師。國學院大學大学院文学研究科博士前期課程修了(歴史学修士)。著書に『女ひとり玉砕の島を行く』(文藝春秋)、『「白紙召集」で散る-軍属たちのガダルカナル戦記』(新潮社)、『「日本男児」という生き方』(草思社)、『沖縄戦 二十四歳の大隊長』(学研パブリッシング)など。

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