ゴー宣ネット道場

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泉美木蘭
2021.6.30 03:44

ワクチンを心配する人への偏見が凄すぎる

今週は第五火曜日でライジングが休み、
3日の生放送も、「よしりん十番勝負」でお休みになるので、

ブログをがっつり書こうと思っていたら、
2~3日前から左足がなんだか痛みはじめて、
変だなあと思っていたら、
昨日から左半身が痛くてとうとう歩けなくなった。
帯状疱疹のウイルスが、以前暴れた同じ場所で悪さして、
神経痛を引き起こしているらしい。
仕事の原稿が20本近くあって、
ここしばらく常に焦っているのだけど、なにしろ座ってるのが痛い。
しかし、次から次へとウイルスに好き放題やられっぱなしで、
あんまり良くない。
これでは大したことなく済むはずのコロナでも、
えらいことになるかもしれないので、気を付けないといけない。

久しぶりに母親と電話で話したら、以前は、
「年寄りよりも、現役世代の若い人からワクチン打って
あげたほうがいいと思う」
と言っていたのに、
「ワクチンを全面的に信用していいのかどうか不安だ」
という感覚に変わっていた。
副反応で高熱を出して、めちゃめちゃつらくて…という話が
けっこう当たり前に身の回りから聞こえてくるので、
自然に考えが変わったらしい。

しかし、ワクチンへの懸念を表明している人間への
偏見は凄すぎる。
完全な陰謀論も、そうでない冷静な意見も、科学的見解も、
すべて一緒くたにして、悪意に満ちた表現で、
「反ワクチン陰謀論」と書いている記事が多い。
しかも、そういう記事に書かれている、肝心の反論が、
ものすごくあやふやだったり、
「ワクチン信用しないヤツなんてバカ」
と、ただただ見下す感情だけがベースだったりして、
とても困る。
常識的な世界のなかに、一部、異常な人間がいる場合、
それを揶揄するのは、実は簡単でラクで快感もあったりするけど、
大部分がおかしな方向に曲がって非常識な世界になってしまい、
ごく一部の少数の意見を守りたい場合は、本当に大変だ。
覚悟もいるし、だからみんな真剣になっているのだけど、
その真剣さを、くさしにかかってくるので、人間という生物の
醜さ、ヤラシさをかき分けていかなければならない。

「ファクトチェック」という言葉を掲げていれば、
絶対的に客観性を保って正しいことを見分けている、
というわけでもないと思う。
「これはフェイクです」という結論の根拠を与えている
専門家が、そもそも間違っていたりもする。
「イメージ」にだまされないで、よほど注意して
見抜こうとしなければいけない。疲れるけど。

一方で、ワクチンについて懸念を語るいろんな人の言説にも、
「それはさすがに陰謀論では?」
「それ、英語の資料を、Googleの間違った翻訳で読んだのでは?」
「解釈があまりに誇大すぎるのでは?」
というものが混じっていたりする。
陰謀論とは線を引いておくためにも、ひととおり整理して、
しっかり見分けておく必要がある。
これはブログでさくさく書けるものではないので、
目下、整理して準備中。

 

泉美木蘭

昭和52年、三重県生まれ。近畿大学文芸学部卒業後、起業するもたちまち人生袋小路。紆余曲折あって物書きに。小説『会社ごっこ』(太田出版)『オンナ部』(バジリコ)『エム女の手帖』(幻冬舎)『AiLARA「ナジャ」と「アイララ」の半世紀』(Echell-1)等。創作朗読「もくれん座」主宰『ヤマトタケル物語』『あわてんぼ!』『瓶の中の男』等。『小林よしのりライジング』にて社会時評『泉美木蘭のトンデモ見聞録』、幻冬舎Plusにて『オオカミ少女に気をつけろ!~欲望と世論とフェイクニュース』を連載中。東洋経済オンラインでも定期的に記事を執筆している。
TOKYO MX『モーニングCROSS』コメンテーター。
趣味は合気道とサルサ、ラテンDJ。

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