ゴー宣ネット道場

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泉美木蘭
2021.8.3 01:41

五輪関係者に観光してもらってよ

きょうは甲斐のサヨナラよかったなあと楽しんでいたのに、
夜の報道番組を見ていたら、「五輪の関係者が街を出歩いている」
と、カメラでこっそり隠し撮りしてガタガタ言っているので
ものすごく気分が悪くなった。
心底うざくて、いい加減その陰湿すぎる差別心を隠そうともしない
村人根性に気づけよ、気色が悪いんだよと腹が立ってしょうがない。

ただ日本を観光したいと思ってくれてるだけじゃない。
一体、なにが悪いわけ?
五輪のルールブックに反したから?
あれだけ五輪にガタガタ言ってたくせに、
いつから五輪のルールブックがテレビ局にとっての金科玉条に
なったわけ?
いい加減にしてほしいよ。

エクモネットで、ECMO含む人工呼吸器の使用状況を見たけど、
東京都も全国も、受け入れ可能数に対してこんなに余裕がある状態で
もう医療ひっ迫だ、ってなんなの?

東京都
グレー…受け入れ可能数
赤…実施件数

全国

コロナ治療に当たっている一部の医者なんかが、
いかに自分のやっていることが大変かということを
ツイッターで発信して、五輪や、出掛けている国民に難癖を
つけているけど、
いい加減、プロの医者の職責としてどうなんですか、
という疑念でいっぱいです。

毎度毎度、ひっ迫だと言いながら、一部に患者を集中させる
おかしな偏重体制をずっととっていて、
ムダな入院も多いという状態がなんにも改善されていない
のだから、そりゃ大変だと思う。
五輪のせいではないよ。
飲食店のせいではないよ。
保健所は、家と職場を往復してどこにも行ってないという人が
感染者の半数以上だとコメントしていたよ。
なじる対象が違ってます!

以前は現場の様子を知るのに貴重な声かもと思ったり、
ずっと治療の最前線にいたらストレスもたまって大変だろうなと
かなり優しい気持ちで考えていたけど、もはや、
この人、ツイッターで承認欲求が膨らんでヘンになったのでは、とか、
上から目線の人格がもろに露出したのでは、というふうにしか
感じられなくなってきた。

空床を確保して補助金を受け取りつづけておいて、
患者の受け入れはしないという悪質な病院の話も、
去年から個人的に看護師の知人経由で聞いていたけど、
とうとう日経新聞の記事にも出ていた。
罰則は飲食店ではなく、そういう病院では?
矛先が間違ってる。とにかくオカシイ!

こういう事情を完全に無視して、ワクチンワクチンと
喧伝しつづけている医者もオカシイ!

五輪のアスリートがよく「最後は自分を信じて挑みました」と
いうふうなコメントを言うけど、あれは、
それまで自分自身が凄まじい努力をして積み重ねてきたことが
確かにある、という重要な前提があっての言葉でしょう。
つまりは、自分自身を肯定した、
肯定できるだけの濃密な時間をその人がきっちり生きてきて、
今そこに立ったという感覚だと思う。
だから輝いていて、勝っても負けても感動が起きる。

ウイルスに感染するのはいけないことだとばかり信じて、
ワクチンにすがりつくことを妄信しながら、
五輪や選手を叩くような人間たちとは、
生きざまの凄みも、格も全然違う。

そんなすごい選手たちの活躍を見られるように、
声援を届けられるように、観客を入れなきゃいけないですよ。
いまからでも子どもを招待してあげて欲しいよ。

泉美木蘭

昭和52年、三重県生まれ。近畿大学文芸学部卒業後、起業するもたちまち人生袋小路。紆余曲折あって物書きに。小説『会社ごっこ』(太田出版)『オンナ部』(バジリコ)『エム女の手帖』(幻冬舎)『AiLARA「ナジャ」と「アイララ」の半世紀』(Echell-1)等。創作朗読「もくれん座」主宰『ヤマトタケル物語』『あわてんぼ!』『瓶の中の男』等。『小林よしのりライジング』にて社会時評『泉美木蘭のトンデモ見聞録』、幻冬舎Plusにて『オオカミ少女に気をつけろ!~欲望と世論とフェイクニュース』を連載中。東洋経済オンラインでも定期的に記事を執筆している。
TOKYO MX『モーニングCROSS』コメンテーター。
趣味は合気道とサルサ、ラテンDJ。

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