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小林よしのり
2021.8.24 10:36日々の出来事

中島岳志は玉川徹の弟子になった

中島岳志が朝日新聞に応えていたが、やっぱり
コロナ脳に嵌っている。

「自宅療養」の言葉づかいを批判して、「入院拒否」
と言うべきとか、PCR検査を拡大とか、特別措置法の
ために国会開けとか、「大型医療施設」(野戦病院)
をつくれとか、言ってることが玉川徹のまんまである。

中島岳志は西部邁の弟子だったから、期待していた
のだが、保守(常識)を貫くかと思ったら、結局、
コロナ禍の極限状況では、左翼に成り下がる。
中島岳志は玉川徹の弟子になってしまった。

ヒステリック臆病の側に与して、コロナ禍が実は
インフォデミックだという実態を見ぬけない。
左翼の色眼鏡で真実が見えなくなるのだ。
自分を「リベラル保守」とか自称していた時点で怪しい
と思っていたが、やっぱり「リベラル左翼」なのである!

リベラルとは、わしが『戦争論』で定義した「薄甘いサヨク」
のことであり、それをズバリと指摘したのが宇野常寛
だったということは、わしの記憶に強く残ってしまった。
宇野常寛もマスクを離さない奴だから、コロナに対して
臆病なんだろうが、理性で左翼化することを防いでいる。

中島岳志は臆病で、とうとう左翼化してしまって、
保守のカケラも残っていないという状態だ。
保守の「うんちく」はよく勉強している。
秀才は勉強で保守になったり、リベラルになったり
するのだが、残念ながら、実践には使えない。

通信教育で空手を習ったヘタレみたいなものなのだ。
フルコンタクトには使えない。
今こそという時には「臆病=リベラル=左翼」の正体を
現してしまう。
保守になるには勇気がいる。
それは大衆の顰蹙を買う勇気だ!
これがもう日本人のほとんどに臨めない事態に
なっているから絶望的なのである。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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