ゴー宣ネット道場

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小林よしのり
2021.10.18 11:12日々の出来事

マスクをめぐる長い戦い

昨日、外食して、レストランを出たところで、隣りに
座っていたカップルが追いかけてきて、声をかけてきた。
二人ともマスクをしていた。

「小林よしのりさんですね、写真を撮らせてください」と言われ、
感じのいい男女だったからOKした。

熱烈なファンだと説明していたが、その時わしが考えていた
のは、「マスクをしてなかったので良かった~~~!」だ。
彼氏がマスクをとって、わしの横に並んだ。

『ゴー宣』で主張している通り、マスクをしてないわしを
見られて安堵した。
「どうだね、君?わしは作品で主張している通り、マスクなど
せずに威風堂々と風を切って歩いているんだよ。インスタ映え
するだろう。ぬふふふふふ・・・・」
それがわしの心の声だった。
こういうことがあるから、マスクは出来ないのだ。

ところがそこからホテルを通り抜けて、玄関からタクシーに
乗ろうとしたら、従業員に「マスクの着用をお願いします」と
言われ、いやいやながら「コロナ君マスク」をした。

すぐ顎にかけて、鼻も口も出したけど、それでも天下の
小林よしのり様がマスクで顎を隠しただけでも屈辱だ。

ホテルを通り抜け、タクシーに乗るときもマスクをしな
ければタクシーが寄って来ない。
タクシーに乗って、ことさらコロナの話題で会話をし、
「コロナなんかもう終わってるじゃん。いつみんなマスク
を外すんだ?くだらないなぁ」と運転手に聞こえるように
話す。

わしだって書籍ならば、「マスクは無意味」と全力で主張
できるが、現実世界では、セコイ戦いしかできない。
人々はマスクを徐々に外すのだろうか?
一気に外すのだろうか?
これからはその観察が楽しみでもあるな。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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