ゴー宣DOJO

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小林よしのり
2022.6.5 10:31政治

将来のためにはっきりさせなければならないこと

中川淳一郎氏があの場面で咄嗟に止めようと
したのは、立派だった。
だが、あの宮沢氏の突き飛ばしは危険だった。
中川氏が転倒して、演壇の角や突起物に後頭部を
打ち付けた場合、死ぬ可能性もある。
ドラマでよく見るシーンだからヒヤリとした。
今後の教訓として、師範やゲストがキレて
行動した場合、警備担当が出動してほしい。

しかし昨日のような光景は、生放送が事故で
中断することもあるから、LIVEで見に来た人
しか目撃できない。
参加した人は得したな(笑)

宮沢氏はあの後、井上氏に誘われて初めて
場外乱闘に参加した。
最後にわしに向かって何か言っていたが、
聞こえなかった。

わしは優しさと甘やかしは違うと思っている。
わしは両親からそう育てられた。
そして、わしはゴー宣を始めて30年間、
徹底的に価値にこだわりぬいたから、
常識と科学は曖昧にはしない。

飛沫感染と、糞口・接触・経口感染は、対処の
仕方が違う。
どっちでもいいとは絶対思わない。
仲良くすればどっちでもいいという「価値相対
主義」には与しない。
わしの読者にも「仲良しこよし」が最高の価値
だと思ってる者がいるが、無視する。

感染経路は対策に直結する。
将来のために、はっきりさせなければならない。

 

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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第117回 令和6年 5/25 SAT
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テーマ: ゴー宣DOJO in大阪「週刊文春を糾弾せよ!」

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