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笹幸恵
2022.6.29 13:58配信動画

「軍トリ」感想をいただきました。

軍事トリビア#70
「時浦上等兵」の軍歴証明書
~トッキーのおじいさまはやっぱり「時浦上等兵」だった!

特別拡大版ということで
ちょっと長い話になってしまったのだけど、
トッキーおじいさまの軍歴の謎についてご紹介しました。
ご覧くださった方の感想です。

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笹師範の軍事TRIVIA#70、ダビンチコードのような展開に
ハラハラドキドキのしっぱなしで、
遅い時間にもかかわらず思わず見入ってしまいました。
この熱が冷めないうちに感想を書きたいと思い立ち、筆を執りました。 
実は実父(大正11年生まれ)と養父(大正15年生まれ)双方に
軍歴がありますので、これは是非調べねばと思っております。
実父は任地が不明ですが養父は樺太守備隊で砲兵隊にいたと
生前聞いております。
退役当時の本籍地が、札幌市、当別町とそれぞれ分かっているので、
なんとかなるのではないかとハイテンションです。
7月10日の道場が終わったら、早速調べものスタートですね。 
(バチガミさん)
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おお、バチガミさん、おふたり分とは調べ甲斐がありますね!
ぜひぜひ足跡を辿ってみてください〜♪


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拝見しました。 
大作をありがとうございました。 

たくさんの「なぜ?」が出てきます。 
トッキーおじいさまが33歳で召集されたというのが最初の衝撃でした。 

おじいさまが昭和19年4月1日に一等兵になったのを最後に「以下余白」 
この余白の後何が起こったのか 

部隊が済州島に向かいながら、なぜ北に向かったのか。 
丁寧に史実から説明される笹先生のお言葉に、時間が経つのが早かったです! 
本当に何日かで命令が変わり、その後の運命が決まる。 
1日1日流していけないと強く感じ、 
私たちのために戦って下さったトッキーおじいさまに感謝し、ご冥福をお祈りいたします。 

ありがとうございました。

(ふぇいさん)

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ふぇいさん、いつもご感想をありがとうございます。
戦場から帰ってきた元兵士のおじいちゃんたちから、
よく「軍隊は運隊だ」と聞きました。
自分のあずかり知らぬところで、また些細な違いで
生死が決定づけられる、もはや運としか言いようがない
からだそうです。
北か南か、ほんの数日の間の命令によって、
トッキーおじいさまと、所属部隊の運命は変わってしまいました・・・。

↓こちらはライジングのコメント欄から。
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笹幸恵師範の軍事トリビアの感想を送ります。
場違いかもしれませんが、どこへ送ったらいいか
わからなかったのでお許しください。
第65回の軍トリを見て私も祖父の軍歴証明書をとってみました!
冒頭にある「任官」の項目の『輜重輸卒』が読み方すら分かりませんでした。
『しちょうゆそつ』と読み、意味は兵站、今で言うロジスティクスのようです。
第70回で笹師範が時浦上等兵の足跡を浮かび上がらせたように、
私もゆっくりと祖父の物語を辿っていきたいです。

takuren
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takurenさん、投稿ありがとうございました。
そうですか、輜重輸卒でしたか〜。
歩兵と違い、輜重兵の記録はそれほど多くはないのですが、
じつは戦いを左右する重要な役割を担っていました。
そういう縁の下の力持ち、いいですよね〜。
ぜひいろいろな書物に当たってみてください!

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動画をご覧になって軍歴を取り寄せた方へ

ググってもわからない、どんな資料に当たればいいかわからない、
という場合は、関東サポーターの「ふぇい」さんか
「まー」さんのTwitterを探してコメントしてください。
細かい事情を聞いてくれるはずです(多分)。
このお二人から連絡いただいたら、軍トリのどこかで
取り上げたいと思います(私のわかる範囲となりますが)。
個人情報は差しつかえない範囲で構いません。
ご本人様が判断してください。

ふぇいさん、まーさん、よろしくお願いします。

三度の飯より軍歴証明書を見るのが好きな笹より


笹幸恵

昭和49年、神奈川県生まれ。ジャーナリスト。大妻女子大学短期大学部卒業後、出版社の編集記者を経て、平成13年にフリーとなる。国内外の戦争遺跡巡りや、戦場となった地への慰霊巡拝などを続け、大東亜戦争をテーマにした記事や書籍を発表。現在は、戦友会である「全国ソロモン会」常任理事を務める。戦争経験者の講演会を中心とする近現代史研究会(PandA会)主宰。大妻女子大学非常勤講師。國學院大學大学院文学研究科博士前期課程修了(歴史学修士)。著書に『女ひとり玉砕の島を行く』(文藝春秋)、『「白紙召集」で散る-軍属たちのガダルカナル戦記』(新潮社)、『「日本男児」という生き方』(草思社)、『沖縄戦 二十四歳の大隊長』(学研パブリッシング)など。

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