昨日は『ゴー宣』に関して高森氏から間違いの
指摘があり、焦ってただちに確認したくて
スタッフにメールしたのだが、一名様、まったく
メールの返信がない。
何度メール送っても、いまだに返信がないままだ。
日曜は完全休みで、わしのメールはスルーするのが
当然の権利と思っているのだろう。
一般の会社であっても、緊急事態では社長のメールに
返信くらいするだろうが、一般の会社以上に、わしの
仕事場には緊急事態を無視する社員がいる。
わしは何度も何度も、スタッフに、我々は一般の優良
企業ではない、ヤクザ稼業であり、サラリーマンでは
絶対にないと伝えている。
本来は厚生年金とか、退職金積み立てとか、社員の
将来を考えてやるような職種ではない。
漫画家で、まるで終身雇用のような待遇を保障して
いる所はないだろう。
新自由主義になってから、大企業でも、イーロンマスク
のように解雇なんか屁でもないという状況がやってきた。
わしの作品は完璧でなければならないのに、間違いが
見つかったら、日曜だから放っておいていいなどという
甘えは許されない。
プロ意識が欠如している。
これから『ゴー宣』で「愛子天皇論」を描いていくが、
描き方を考えなければならない。
スタッフも、「SPA!」編集部も、誰も皇室問題は完全な
チェックができない。
ならば一本づつ、高森氏にチェックをお願いするのか?
それをやるならコンテが出来た時に、担当氏が超急いで、
確認をとらねばならない。
今の仕事の進行上、コンテが出来たら、ただちにペン入れ
に取り掛からねば、仕事全体が遅れていく。
雑誌に載ってから、高森氏がミスを見つけるという状況
なら、読者しょくんは、雑誌の段階では知識を丸呑み
しないで欲しい。
単行本で修正し、描き直すことになる。
とにかくスタッフも、担当氏も、チェックを厳密に
やってほしい。
スタッフにあらためて言っておくが、この仕事はヤクザ!
安定した職業じゃない。
一本一本の作品を完璧に仕上げたいという気持ちがなけ
れば、たちまち破滅してしまう。
日曜・祭日なんか、本来保障されるものではない!
メールの返信くらいしろ!
メールのやり取りや、電話で済む仕事くらい、休日でも
やれ!
なんで日曜は仕事以上の価値があると思ってるんだ?