門下生メーリングリストから、

倉山満の質問に対しての公論戦士L.Kさんの投稿を紹介します。

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東海支部のL.Kです。

倉山満の３つの質問に対する私の考えを書き記します。

一、小林よしのり殿やゴー宣道場の運営者は常軌を逸したツイートを承知しているのか。
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お前に「常軌を逸した」などと言う資格があるか？

お前は『決定版　皇室論』（以下、『決定版』）で、「悠仁さまを子作りマシーンにしろ」としか解釈しようのないことを書いていたな。
「お世継ぎ」のために、「いっそ学校など行かずにいち早くご結婚いただくことが何よりに優先事項」（本文ママ）と、学問の自由すら取り上げようとしているもんな。

悠仁さまを種牛か種馬のように扱う「常軌を逸した」言説を流布し、ご本人や秋篠宮家の方々、ひいては皇室全体の尊厳を貶めておいて、自分はちょっとネット上で批判されたら小林先生に対して文句を言うのか？虫が良すぎるんだよ。
悠仁さまには、実質的に反論する権利すらないんだぞ。

天皇・皇族には人権が無い、だから種馬扱いしても良いのだ、というのがお前の皇室に対する態度か？
人権の例外と言われるからこそ、その方々に対してどういう態度を示すか、というところに人間性が表れるものだ。
お前は、人を動物扱いしておいて敬った気になっている、良識欠落者だ。

あと、皇室に関する「地下鉄の落書き」と関係の無いツイートのことなど知るか。

二、小林よしのり殿やゴー宣道場が主催する「論破祭り」が論破した事例はあるのか。
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1. お前、門地の差別と婚姻による皇籍取得の区別もついていなかっただろうが。
お前から屁理屈を学んだ長島昭久でさえ、そこの区別はつくようになったのに、お前はまだその間違いを認めないのか？

2. 「皇籍取得の意思を持った」旧宮家系国民男子の存在も、まだ証明していないだろう。
「UFO」や「ネッシー」を信じる人達の方がよほど可愛げがある。
確認もできていない存在を前提にして皇位継承論議を停滞させておいて、後になって「やっぱりいませんでした〜、テヘペロ」では済まされないぞ。
怒る暇があるなら、「皇籍取得の意思を持った」旧宮家系国民男子を探し出して見返してみろ。

3. 憲法２条の世襲を維持するための「合理的区別論」を持ち出していたが、「憲法２条の世襲は女系も含む」が政府解釈だ。
だから「最低でも」女系を認めてからでない限り、合理的区別論で門地の差別禁止の例外適用を正当化することはできない。
論理立てて考えれば、それ以外の結論などあり得ないだろう。
「宍戸教授はいつから有権解釈権を持つようになったんですかぁ〜？」とか言っていたが、理屈で反論できない時点で論破されたも同然だろう？

4. 今でも旧宮家系子孫を準皇族かなんかだとでも思ってるの？
旧宮家系子孫を一般の国民とは異なるとする法的根拠は何？

5. 今でも「立皇嗣の礼の宣明が大御心ナリ〜」とか思ってるの？
政府が勝手にねじ込んだ、「先例のない」儀式にすがるとは、ヤキが回ったもんだよね。
そもそも立皇嗣の礼の有無に関係なく、秋篠宮さまが「現在の」「皇嗣」（継承順１位）であることは変わらないし、また「皇嗣」だからといって、「皇太子」とは違って将来的に継承が確定したお立場ではないことも変わらないのにね。
お前自身「秋篠宮家」とかボカした言い方をして、皇嗣である秋篠宮さまが将来即位されるとは本気で思ってはいないだろう。「立皇嗣の礼」に意味など無かったことを認めている証拠だ。

探し出したら切りが無いが、取り急ぎ、こんなところか。

三、小林よしのり殿やゴー宣道場が主張する大御心の証拠は。
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上皇陛下は、お前が『決定版』で「玉音放送」と表現したあのビデオメッセージで、
「象徴天皇の務めが常に途切れることなく，安定的に続いていくことをひとえに念じ」と、安定的な皇位継承への強い願いを明言されていた。
にも関わらず、お前は「大原則」として「皇位の『安定的』継承など（中略）あり得ない」と、真っ向から陛下の願いを踏みにじったな。

「玉音放送」のお言葉すら認めないくせに、証拠を示せなど、甘ったれるのもいい加減にしろ。
何を言ったところで、お前はプライドの薄皮一枚を守って聞きはしないのだから、一生その皮の砦に閉じこもってイキっていればいい。

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倉山以外の方に向けて言えば、上皇陛下の大御心は、小泉･有識者会議直後のお誕生日記者会見と、即位２０年に際しての記者会見のお言葉と経緯を見れば分かります。

・小泉･有識者会議直後のお誕生日記者会見では、女性･女系公認が「伝統の一大転換」だとする記者の質問に対し、「国民と苦楽を共にするのが伝統」というご自身の伝統観を述べられた上で、典範改正の流れを静観する姿勢を示されました。

・平成２０（2008）年末、安倍により小泉･有識者会議が潰された後、悠仁さまがお健やかに育たれていたにも関わらず、「将来にわたる皇統の問題」が「常にお心を離れることのな」い日が続き、ストレスで体調を崩されました。
その翌年、即位20年に際しての記者会見で、皇位継承論議を国会に委ねるだけでなく、「皇太子とそれを支える秋篠宮の考えが尊重されることが重要」と、異例の言及をされました。

上皇陛下は、「玉音放送」を「国民の理解を得られることを，切に願っています。」と結ばれました。
ご発言に著しい制約を課せされる陛下のお気持ちを、国民が真摯に拝察する気があるかどうか。それが問題です。
尚、この「玉音放送」によりできたのが、退位特例法と、安定的な皇位継承のための速やかな検討を求めた附帯決議です。
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倉山満。
お前が「地下鉄の落書き」を書き続ける限り、何度でも言う。
お前は大御心に背く逆賊であり、人を動物扱いして敬った気になっている良識欠落者だ。
小林先生にもの申す前に、自分の主張が小林先生の時間を割いてまで戦わせる価値のあるものかどうか、見直してこい。