Xで頂いたコメントで知ったのですが、
確かに、内閣法制局のWebサイトで「幹部名簿」を見ると、本稿執筆時点(2025年4月)で内閣法制局の幹部級37ポスト(兼任があるので人数は35名)は全て男性でした!
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どの省庁もWebで幹部名簿を公開しているので、主だった所をざっと確認しましたが、どこも男が多数ではあるものの「女性幹部がゼロ」という組織は、見た範囲内では他に一つもありませんでした。
過去の名簿は確認できないので、あくまで現状からの印象になりますが、内閣法制局は行政機関の中でも特に「男社会」の傾向が強い風土なのでは?という疑いを持ってしまいます。
Wikipedia「内閣法制局」中の「人事」の項には、次のような記載があります。
これを見ると、各省庁の中でも特に「霞が関の論理」が強い所なのかな〜と感じます(同時に、第2次安倍政権の成立直後だけ「動き」があるのが、これまた興味深い!)。
自身に「掟」的な観念が強そうな組織(そしてさらに近年は、内閣に人事を握られている)に、因習を打ち払い未来を拓くような仕事が果たして出来るのか?
ひじょ〜に疑義を持たざるを得ません。