先日行われた、立憲の野田代表と自民の麻生最高顧問の会談において、野田代表から「夫と子の身分は結婚時に皇室会議が決定するとの案」が示されたと報道されました。
もちろん、女性皇族の配偶者と子も皇族という極めて常識的な施策がベストですが、頑迷な男系固執派との対峙の中で、「譲歩」案としては現状でのギリギリを出してきたと私は感じます。「その手があったか!」でした。
正直、もっと強く主張してもらいたかった気持ちはあるものの、道理を踏みにじり無理を通すような流れの中で、野田さん、馬淵さんは奮戦してくださったと思います。
皇室会議には、皇族2名と宮内庁長官が加わるので、まず間違いなく陛下のご意向がそこに反映されるはずです。もし自民・麻生がその案を頑迷に拒んだら「陛下・皇室のご意向など関係ない。我々が決めた事にただ従えば良いんだ!」と言っているに等しくなります。
そんなストレートな逆賊宣言、できるかな?
「皇室会議案」が通れば、そこをまず足場に、今回放置されていた女性・女系天皇の議論を喚起できるかもしれません。
これから可能性のある展開をシミュレーションしながら、色々と具体的な「動き」の案を練り続けています。