ゴー(茅根豪)です~(・∀・)k
おばんです~!
深夜ハイカロリーの時間です。今夜は、朝のお味噌汁の残り、朝のご飯の残り(2合)に子持ち昆布と卵かけ(・∀・)y
え?貧しい??
ちゃんと凄いのも用意してますよ(・ω・)。
今日はお昼もハイカロリーでした。
裁判所近くの有名な洋食屋の看板メニューですよ。ポークチャップで、超美味しい。ご飯おかわりの自由つき!(幸福追求権・憲法13条)。まさにリベラル。
お店が顔を覚えてくれてるようで「いつもありがとうございます」だって(・∀・)y あらやだ。10年以上私が通ってるのがバレてる。オッサンで大盛り2~3杯食べる客としてマークされてるのか(-_-;)。
で、深夜に貧乏そうなご飯を食べてたら、明日の19時30分~、篠田英朗氏(東京外国語大学教授)と小林よしのり先生の生トークがあるじゃないですか。ニコニコ動画ですって(・ω・)y
篠田教授は、前々回のDOJOにゲスト出演してくれて、懇親会まで出席してくれました。高校時代はあの大物アーティスト(●●●●)と同じ軽音部だったとか、世界情勢以外の話題でメチャクチャ盛り上がったった(笑)
思想的なことで言うと、私は篠田教授の著作にかなり影響を受けています。一つ挙げると、憲法を理解するのに国際法の知識が(本来は)必須だったというものです。
ゴー宣言DOJOのブログや小林よしのり先生の著作を読んでる方は、憲法9条の議論についてある程度の知識がある人が多いと思います。私もとりあえず弁護士(-_-;)で司法試験にも合格しているので、1000時間くらいは憲法の勉強をしました(司法試験合格者なら普通です)。
しかし、憲法9条の議論はよく分からないままでした。私が初めて知識的な整理がついたのは、井上達夫先生(東京大学名誉教授)の著作を読んでからです。井上先生は改正反対派が自衛隊に違憲の烙印を押してそれを重しにしつつ違憲状態を放置している欺瞞等について強く批判されていますよね。
井上先生の著作を読むと、テレビや新聞等でずっと行われてきた議論の背景や争点が整理でき、それらを前提に改正すべき方向性まで非常によく分かります。他方、篠田先生の主張はかなり異なる次元からのものです。
私なりに乱暴に纏めてしまうと、「今の日本国憲法は、制定当時の世界情勢(第二次大戦後の国際法の潮流・問題意識・国連条項等)を考察すれば、条文を作ったアメリカ人(知識層)が9条に込めた意味は明らかであり、その視点からすれば現状の憲法のままでも自衛権の行使は可能で、自衛隊が違憲であったりすることはない。」という感じでしょうか。
憲法の素人の私が言うのも何ですが、篠田先生の主張を知ってしまったら、以後それ抜きで9条は読めなくなります(国際法の知識が増えるほどそうだと思います)。
ただし、篠田先生は積極的に改正or護持を主張はされていない気がします。(日本人がどう解釈するかは勝手だが)少なくとも当時の制定者の視点ではどう言う意味だったかくらいは踏まえて、その上で、改正が必要なら改正したらよいし、改正しないですむならそうしたらよいのでは的な態度だと思います。
今の私の感覚では、(本当に本当は改正なんて要らなかったのだけれど)国際法の知識がないと読めないとか、日本語の文理的な直感からズレてるとか、これまでの解釈だらけの不安定不明確とか等々の理由から、今にいたっては誰が読んでも明らかで且つ実効的に自衛隊を拘束できる条項に改正すべきだと思って居ます(結論は井上先生案に同意です)。
第九条 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。
さてさて(・ω・)、上記の9条が不自然ではないなんて、ちょっと面白そうじゃありませんか? 篠田説を知れば、ほとんどの人は「え!そうだったの!」という9条論に対する発見があると思います。
知ったかばかりで自己が主催する塾の退会者が増えて困っている自称憲法専門家や、政治運動ばかりして憲法学会では全く無名なのに「憲法学者」として扱われちゃってる自称憲法学者などがどうせ知らない9条論を覗いてみましょう(・∀・)y