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小林よしのり
2025.5.18 06:14日々の出来事

「自由」を奪われる怖さを知り、「自由」のために戦う覚悟

先週日曜、喘息を発症しながら仕事して、金曜明け方
咳が出なくなって、完全回復かと思い、昨日は外出したが、
病み上がりの外出はものすごく疲労した。
喘息との闘いに、よっぽど体力を奪われていたらしい。

篠田氏とのニコニコ生放送では、途中で咳込まないかと
不安に思いながら、なんとか乗り切った。

独裁体制の恐ろしさ、全体主義の恐ろしさに関しては、
コロナの3年間でも、自由を失う空気の恐ろしさだけで、
一端を垣間見たから、本物の全体主義にそう簡単に抗える
ものではないと思っている。

北朝鮮でも、ロシアでも、中国でも、香港でも、民意が
低いから、反抗できないのではなく、権力がそれほど
怖いのだ。
あらためてそこに気づいたのが、昨日の収穫だった。

「自由」を語るにふさわしい楽曲が、名古屋LIVEの
セットリストにあった。
平和な日常における「自由」への誘惑と、全体主義に
おける「自由」への渇望は、まったく違うものだが、
そんなことも「歌謡曲を通して」で語ることが出来る。

皇統問題で「女性・女系」を語る事さえ、党内事情で
封殺される不自由さを山尾しおりさんは味わっている
だろうが、当選するまでは語らないことにしても構わない。
国民民主党は「男系ネトウヨ」を抱え過ぎた。
立憲民主党が「護憲サヨク」を抱え過ぎたのと同じである。
山尾さんにはまだまだ苦悩が待っているようだ。

当面、わし個人の「言論の威力」「本の力」で男系カルト
を粉砕するしかない。
「言論の自由」をわしは徹底的に行使するし、DOJOの師範
たちも戦っているし、サポーターたちも戦っている。
権力の横暴から「言論の自由」を守るという戦いは、常日頃、
意識的にやっていくしかない。
気が付くとロシア、気が付くと中国、気が付くと北朝鮮
にならないように、我々は戦おう!

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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