今日も、皇統問題を巡るX上での論戦から。
発端は、星野しょう・大和市議会議員による、皇統問題にからめて山尾しおり氏を批判したこちらのポスト。
政治家が政治家を批判する言としてはあまりに雑に感じたので、こうした内容の反論を投稿しました。
そこに来た返答がこちら。
他の政治家・正当に「Noを」とまで言ってるポストに論理性が無い事を正当化するのは、政治家として大問題です。このように返信しました。
そこへの返答。
この辺りから星野氏は迷走し始めます。元々、星野氏が「数値やロジックで割り切れない」としながら自分で「2000年の歴史」という数値で語っている事を指摘したら「全てを数値で語れというのは論点のすり替え」と、こちらの言っていない事を出して論点のすり替えを主張してきます(これがこの後頻出する)。
星野氏は「個人の感情の問題点ではない」と言いながら、発端となったポストは「唯一無二の日本の誇りだ」「この人に未来は任せられない」といった、主観ベースの言葉に溢れています。それを引用しつつこのように返信。
そこへの返信。
最初のポストの「我が国の皇室は2000年の歴史であり、唯一無二の日本の誇りだ」という一節が「極めて明確な制度論・文化論」に基づいているかは疑問ですが、やはりまた「論点のすり替え」などを主張しごちゃごちゃになって来ました。
実は「論点のすり替え」を主張するのって、答えたくない問いかけをスルーする(何も答えずに有耶無耶にする)ためのテクニックとしてとても有効に使えるもの。ただ、あまり濫用すると「煙に巻いた」ような状態になり、議論全体を不毛化させてしまいます。
だいぶ不毛になっていますが、その後のやりとり。
例えば②の側室の問題なんかは、制度の原則(この人の主張では男系継承の堅持)が成立しなくなる重大な要素の提示であり、全然すり替えでは無いのですが、側室なしでも男系を維持できるという説得力のある論を示せなかったのでしょうね。
もうこの辺りで潮時だなと思ったので、星野氏が当初の発言の主旨だと言う「歴史的・制度的連続性」に絞って1つだけ質問しました(実は、途中でも同じ内容の質問を一度しています)。
「そう思う・思わない」でシンプルに回答できる問いですが、ここで星野氏の返信は終わりました(もし今後返信があれば、改めて紹介します)。
「男系での皇位継承に価値がある」というのが原則だと何度も述べているのに、「女系をはさむと天皇・皇室に価値が無くなる」とハッキリ言うと何かマズい事でもあるのでしょうかね。
これ、「政治家が答えられない質問」なのでは?という感じがするので、もしよかったら皆さんもSNSやリアルで男系固執の政治家とやりとりする機会があったら、問いかけてみてください。
星野議員がどんな形で皇室の事を勉強されたかは不明ですが、そこで得た「情報」は柔軟に議論を交わす事の糧にはならなかったようです。どこで勉強されたんでしょうね。
おっと、手が滑った。
あ、また手が滑った。