今もなお日本一の発行部数を誇る読売新聞が、社論として女性天皇・女系天皇も認めたことで、男系固執派はパニック状態のような反応を連日示していますが、「週刊新潮」もそのひとつ。
これまでは、男系固執であることは間違いないけれども、少しは客観性を装った風の書き方をしていたような印象があったのですが、もうそんな余裕は完全になくしたようです。
明日発売の紙面では4ページの特集を組むようですが、先出しの「デイリー新潮」を見ただけでも、完全に冷静さを失っているのは明らか。
女性宮家創設は既に「議論から消えた」ものと決めつけ、読売の提言は「ちゃぶ台をひっくり返すようなもの」と、全く論理のない印象操作に勤しんでいます。
「議論から消えた」って、それは自民党・男系派が主導する会議において、ただ政治的に議論から消されているだけでしょうが。
読売は、皇位の安定継承を第一にせよと主張し、男系固執は「現実策」ではないと言っているのだから、これにきちんと反論しなければ「議論から消えた」ことにはなりません!
そして、このデイリー新潮の記事でメインとなっているのが、八木秀次のコメント。他に人がいないんだからしょうがないんだろうけど、言っていることがもう無茶苦茶。
女性皇族の配偶者を皇族とすることに反対した上で、こう言っている。
「そもそも旧宮家の男系男子の方が、よほど皇族としての正当性があるはずです」
「正当性があるはずです」?
「はずです」って、何!?
現在の天皇陛下と600年血筋が離れた、生まれも育ちも一般国民の男になぜ正当性があるのか、ちゃんと論理的に説明しなさいよ!
まあ、できないから「はずです」って言ってるんだろうけれども!
そして、旧宮家系国民男子の正当性を言えない八木は、話を逸らしてこういう。
「女性宮家や女系天皇の議論は、小室圭さんのような人が皇族になる、あるいはそのお子さんが天皇になることを国民が認めるのかと考えれば、是非は明らかだと思います」
小室圭さんの、何が悪いの!?
そもそも小室さんに対するバッシングは、小室さん自身には何の非も原因もありません。
小室さんの母親のトラブル(それも何ら違法なものでもない)をネタに、週刊誌が作り上げたものに過ぎないのです。
週刊誌に煽られた愚民大衆世論は、眞子さまと小室さんを破談に追い込もうとバッシングの限りを尽くしたけれども、小室さんは決してこれに屈せず、眞子さまを手放すことはなく、米国の弁護士資格を経て、生活の拠点を築いてきたのです。とてつもなく立派じゃないですか!
小室圭さんの方が、八木よりもずっと優秀です!
いや、八木なんかと比べちゃ失礼か。アレよりバカな男なんか、そうそういないでしょうから。
なぜ未だに小室さんをバッシングする人がいるのか、全くわかりません。
八木秀次やら竹田恒泰やら、男系固執派・男尊女卑派の連中の方が、ずーっとイメージが悪い、叩かれて当然の人達じゃないですか!
ともかく、読売記事で完全に冷静さを失った男系派が、連日おかしなことを言いまくる醜態をさらしているのは面白いですけれども。