Yahoo!ニュースに、興味深い記事が掲載されていました。
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/9052ca10c4587cb656b9956d18dea49702934b5f
記事内では、「国民民主」のワードを含むXポストの中から「クラスタ00: 候補者(山尾志桜里氏)擁立への強い反発と支持離れ」「クラスタ01: 政策批判(自民党との同調)と候補者批判」「クラスタ02: 須藤氏の反科学的主張への強い批判と党の信頼性」という3つのクラスタを抽出し、それらが「どの政党の公式アカウントをフォローしていたか」(=支持している可能性が高いか)という分析が行われています。
結果のグラフそのものは元記事の方でご覧いただければと思いますが、山尾バッシングに血道を上げていたアカウントはダントツで日本保守党、次いで参政党のフォロー率が高く、その一方で国民民主党のフォロー率は極端に低い事が顕著になっています。
もちろん(記事内で筆者自身も述べられているように)データの確度や分析方法の精緻さは高くないものの、「山尾バッシング」の様相は「ネットで大騒ぎするのが得意」な層により形作られ、元々の国民民主支持層への影響はそれよりずっと少ないという傾向は明確と言えるでしょう。
これ、今回のケースに限らず様々な「キャンセルカルチャーの事例」に当てはまる気がします。
昨日のよしりん先生のブログにあった「確固とした個を持っていないと、右に左に煽られて、失速して落ちる凧」という言葉、改めてその通りだなあと感じますね。
持続性の無い気まぐれノイズに惑わず、一つ一つを着実にやって行きましょう!