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トッキー
2025.6.13 14:00お知らせ

戦う女は美しい、素晴らしい! 『神功皇后論』感想ご紹介!!

まさに今、必要なのはこの作品!
SPA!6月17日号掲載
『神功皇后論』第1回の
感想ご紹介です!

 


 

 

【mantokunさん】
『神功皇后論』、いきなり三韓征伐から開始とは! まさに「最初からクライマックス」ですね。波濤を進む古代の大船団の勇姿から始まる怒涛の初回、興奮のまま読み終えました。
神威が味方し、魚たちの背に運ばれて進む船団の勢い、その船団が起こした波に飲み込まれる新羅の都、怯える新羅王の描写に次々に引き込まれました。小林先生が「絵の迫力で見せる」と何度もブログで書かれていたのはこのことだったかと息を呑む思いです。

また、溺れ死ぬ敵兵たちを前にしながら、亡き夫を偲ぶどころか「この光景を見ることなど決してありません」「これは神罰です!」と、美しくも不敵な笑みを浮かべながら言い切る神功皇后のかっこよさたるや! 決して女性君主が、ただ「亡き夫の遺志を継いで」とか、「弱いものを慈しみ、思いやる優しさ」ばかりを連想しがちな健気な存在ではなかったことは、この神功皇后の三韓征伐を見ても明らかですね。古代の女性天皇でも特に推古天皇、斉明天皇、持統天皇などは、神功皇后からの「戦う女」の系譜に連なる存在だと思いました。

九州地方はもちろん、関西でも神功皇后は摂津国一之宮の住吉大社にお祀りされていますし、戦前までの日本人には有名でなじみ深い存在だったことが伺えます。それほど偉大な神功皇后こと息長足姫が大正15年に歴代天皇から外されたということは、やはり女帝を存在しないものとして扱うのは日本の伝統でも何でもなく、むしろ歴史改変にも等しい恣意的な所行なのだと分かります。
神武天皇のY染色体だの、2600年間一度の例外もない男系継承だのというファンタジーは信じるくせに、熊襲征伐や三韓征伐を成し遂げ70年にわたり君臨したと、一巻を割いてまで史書に記された神功皇后の存在を歯牙にもかけない男系固執派は、本当に歴史を知らず、先祖伝来の信仰を軽視しているなと思います。

戦後80年を経てますます日本人の記憶から抹消されつつある女傑・神功皇后の物語がどう描き、紡がれていくのか、迫力ある絵と共に今後も非常に楽しみにしております!

 

【希蝶さん】
SPA!感想を記します。

「私のせいじゃないのよ、これは神罰です」…凄いセリフだ。
(不敬なことを記しますがリアルな解釈をすると、神功皇后と武内宿禰との間に…となってしまうのですが(高木彬光「邪馬台国の秘密」では、そのような説を神津恭介が語っていますが)…実際はどうだったのだろう?
有名な、魚が船を乘っけて半島に運んだ、という場面、普通に描くと、ギャグかおとぎ話、ファンタジーになってしまうのですが、リアルに描写することも可能なのだな、とも思いました。

とりあえずはこんなところです。

 

【パワーホールさん】
男尊女卑の風潮(決して伝統ではない)にも関わらず時の政府からも一目置かれていた神功皇后は本当に素晴らしい人物ですね。政府内にも女性女系天皇容認派の心ある者たちが少なからずいて神功皇后を天皇に加えたりお札にしたのかもしれませんね。

 

【Taro.Gさん】
お疲れ様です。「神功皇后論」を読むために久々にSPA買いました。神功皇后の最後のコマが夫の仲哀天皇に対する情けよーしゃない顔で「怖ー」と思いましたが、何か不思議な魅力があります。
よしりん先生の最後のコマ「それほどまでに重要な女帝を戦後日本はなぜキャンセルしてしまったのか?」本当に重要な問いですね。
正直、他のくだらない記事(今号だと山口真由)なんかの分を全部ゴー宣に振り向けて欲しいです。

 

【コチャコさん】
『神功皇后論』第一回読みました!
神功皇后については知らなかったので、いつもは色々調べてしまいますが、この作品を楽しむため、しばらくは神功皇后については他の本を読んだりせず先の分からない状態で楽しもうと思います。
期待通りの美しさ、強さに加えて畏怖を感じさせる目力が素敵でした。魚の群れに乗った船団があっという間に海を突き進み、新羅を恐怖に飲み込む神がかりの凄まじさ。
なぜ息長帯比売(オキナガタラシヒメ)はこの戦いに挑んだのか、次回から明らかにされるのですね。
日本の危機を救うのはいつも戦う女性。戦う女性に畏敬の念を抱く感性は日本人の遺伝子に深く刻まれているのではと感じます。
なぜ神功皇后は戦後キャンセルされたのか?色々予想しますが、小林先生の筆致でそれを早く知りたいです。

 

 


 

 

初めて神功皇后の存在を知った人にはもちろん、
知ってたという歴史に詳しい人が見ても驚くこと必至、
小林よしのりの新たな解釈による、
誰も描いたことのない神功皇后の姿が
これから登場してくることになります!

次回は早くも来週・6月17日発売の
SPA!に掲載!

その前にぜひ第1回の感想をどうぞ!
https://aiko-sama.com/archives/56365

トッキー

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