『SPA!』6/24・7/1号の倉山記事、
いつもに増してとっちらかっているが、
しいて言うなら参院選に向けた政局ウンチク。
とにかく減税、減税、減税。
論点は減税しかないのか?
そして現在の倉山クンのブームは
「大国」ではなく「神風」。
神風が吹かなければ〜
神風でも吹かねば〜
神風が吹けば〜
やたら連呼しているが、
何をもって「神風」としているのか
最後までさっぱりワカラナイ(笑)。
また一般的には、「神風が吹く」といえば、
自分にとって思いがけない幸運があるといった意味あいで
使われるが、倉山の脳内では違うらしい。
(消費減税を拒否し続けた自民党について)
もともと減税を掲げなくても神風が吹かなければ、
与党は負けない形勢だった。
???
一読して、意味がすんなり入ってくる方います?
私は二読しても三読しても入ってこなかった。
どうも前後の文脈から考えるに、
「神風=減税を求める国民の声、その声の高まり」を
指すらしい。十読して、ようやくボンヤリとわかってくる。
倉山の記事は論評でも分析でもない、ただのナゾナゾだ(低レベルの)。
独りよがりが過ぎる。
後半は、その風を止めたのが山尾しおりさんだと名指しして、
「俺がせっかく以前の記事で助け船を出してやったのに」と
グチグチ言っている。
段落冒頭ではこんなふうに書いている。
この風を止めたのが、国民民主党から公認内定を得た、
山尾(戸籍名菅野)しおり候補だ。減税さえやってくれれば、
文句はない(言っては悪いが、彼女の皇室論など私一人で
軽く捌けるので怖くない)。
以下、助け船出してやったのに結果を出せてない云々。
(戸籍名菅野)などとわざわざ書くところが
いやらしい。
次の( )には爆笑した。
あえて書く?
軽く捌けるので怖くないって、あえて書く?
めっちゃ怖がってるよね?(笑)
さて、この後の分析は、ことごとく的が外れている。
・国民民主党の躍進を止めたのが山尾しおり
全然違う。
山尾さんを擁立したときではなく、
読売新聞提言に賛同した山尾さんに玉木が注意した時点で
支持率が大きく低下している。
(もくれんさんブログ)
国民民主党の支持率低下は、山尾しおり擁立以前からはじまってます
・出馬会見ではSNSでの怒りコメント殺到、
ゆえに公認内定取り消しになった
全然違う。
玉木がXのコメントにビビりまくり、会見前から
内定取り消しは既定路線となっていたのだ。
(トッキーのブログ)
「辞退会見であれば同席する」を今年の流行語にしよう!!
・国民民主党の支持率低下と比例して減税の風も止まった
例として公明党が消費減税を削除したことしか書かれてないが、
それで風が止まったのかね?
野党は軒並み減税を打ち出しているじゃないの。
そもそも「風が止まった」ってどういう意味?
ともかく今回、風が多いね〜。
ことほどさように、万事が的外れ。
事実を正確に記していないか、きわめて観念的。
そんな文章をいくら連ねられても、何も伝わってこない。
本人もわからなくなったのだろう。
最後は「輿論の神風を吹かそう」などと、ふんわりとした、
中身のなーーーんにもないことを書いて終わっている。
うん、政局ウンチクですらないね。
とりあえず知っていることを思いつくまま
書いただけだね(いつもだけどね)。
まずもって上から目線の物言いをやめなさい。
イキってみせても失笑を買うだけ。
誰かいい加減引導を渡してやればいいのに、
そういう思いやりのある人も周りにはいないようだ。
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