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トッキー
2025.6.24 14:44

魅力とパワー満載! 怖い…でも次を見たい! 『神功皇后論』感想ご紹介!

残念ながら今週はSPA!はお休みですが、
『神功皇后論』第2回
『神がかりの託宣』
(SPA!6月24日・7月1日合併号掲載)
の感想、ご紹介していきます!!

 


 

 

【リカオンさん】
明治に禁止されたために憑依降神の巫女は廃れてしまいましたが、もし禁止されていなかったら現在の神道はどうなっていたのでしょう。神道連盟によって女性宮司を神社から排除し、男性宮司に変えられているというニュースを読みました。
天照大神や卑弥呼などの女神や女性首長が登場する神話や歴史と、今の神道の女性の存在感の小ささに違いがあり過ぎて、それが何を意味するのか。初詣のお札を買う時にアルバイトの巫女さんを眺めては不思議に感じておりました。

しかし小林先生の神功皇后によって日本人の根源の姿を再現していただきました。神の言葉を伝えるオキナガタラシヒメの鬼気迫る場面。超自然的な力に溢れ、憑依のシーンはこの世の者とは思えません。巫女とは本来こんなにもパワーに溢れ畏怖される存在だったのですね。

そして憑依以外では、若く明るく聡明で美しいオキナガタラシヒメの自由闊達な姿にも惹きつけられます。

魅力とパワー満載の英傑の次号の活躍を楽しみにしております。

 

【Taro.Gさん】
もはや、SPAを買ってるのはこの「神功皇后論」を読むためと言っても過言ではありません。暗い山が満ちてる人や、岩みたいに硬い田んぼの人の駄文が載ってても買います。できれば、彼らの紙面を分けて欲しいです。
さて、今回の章の見所はオキナガタラシヒメ(神功皇后)の全裸シーンですね。思わず「おおっ…(((o(*゚▽゚*)o)))♡」とコーフンしてしまいました。武内宿禰が涙を流した気持ち、分かります笑。なんだか、「風の谷のナウシカ」で、自由奔放なナウシカを温かく見守る風の谷の老人達を思い出しました。
そして、後半の神が憑依した時のタラシヒメの表情は、「夫婦の絆」の沙耶を彷彿とさせますね。絶対的存在である大王(天皇)でも、神の怒りには逃れられないのでしょうか?怖い…でも次を見てみたいです。

 

【焙煎珈琲さん】
神功皇后論は絶好調ですね。
「絵で見せる」と書かれていたことはこういうことか!と実感します。
先生の描く女性の裸体は美しすぎてあまりエロスを私は感じないです。
宮沢りえの写真集サンタフェを見たときを思い出したくらいです。

 

【枯れ尾花さん】
遅ればせながら「神功皇后論」第1回、2回をまとめて拝読いたしました。
古代の日本人達の多くはこのような神がかりした者の託宣に対し畏れ、真剣に受け止めていたのですね。現代の日本人ならば恐らく「そんなものインチキだ、気が触れているんだ」などと馬鹿にする者が多いのでしょうね。しかし、それって日本人、いや人間が賢くなったからと言えるのでしょうか?確かに時代とともに自然科学などの知識が増え、それなりに自然界の様々な事象を論理的に解明できたことは否定しませんが、それってよしりん先生が仰る主に左脳を使って理解したものなのではないかと思うのです。しかし神がかりや神託などという超自然現象は当人や周囲の者も左脳ではなく右脳でないと感じ受け入れられないものなのではないか、つまり現代人の多くは左脳ばかりが発達して右脳は逆に退化してきているのかもしれないと。
恐らく退化した右脳の持ち主である私は、この作品の主人公である神功皇后の姿や生き様をできるだけ右脳で感じられるように意識しながらこの作品を楽しみたいと思っています。

 

 


 

 

1週お休みは実にもどかしいのですが、
その分、史料研究など準備を重ねて、
より凄い作品をお届けできるように
がんばります!
どうぞお楽しみに!!

トッキー

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