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トッキー
2025.7.2 13:31

右にも左にも都合の悪い神功皇后・「神功皇后論」がいま必要!

現在発売中!
SPA!7月8日・15日合併号掲載
『神功皇后論』第3回
『なぜ神功皇后を描くのか?』
感想のご紹介です!

 

 


 

 

【京都のSさん】
 最新「神功皇后論」を拝読しました。今回は、いつもの「オキナガタラシヒメ物語」ではなく正味の「神功皇后論」でした。そう言えば「大東亜論」も「頭山満物語」パートに「大東亜論」パートが混ざる構成でした。
 さて、「明治の儒教的男尊女卑」(ネト極右側)と「戦後の自虐史観」(左翼側)の両方を相手に戦う二正面作戦は小林先生にとっては常態となっています。もし、愛子天皇は実現したとして、そのことを後世の歴史家が「皇位継承問題における左右対立では左が勝った」と書くようでは絶対にいけません。そのためにも左右の両陣営にとって都合の悪い存在としての「神功皇后・論」は必要だと私は感じました。
 それにしても薩長の画策した「神武創業」は如何わし過ぎます。「創業」は天照大神で、「中興」は息長帯姫や推古・持統ら女帝たちだとしか思えません。勇ましい女傑を戴いて戦う方が兵の士気も上がるでしょうし、その方が実際に強いでしょうし、それこそが日本古来の国柄・国体に適っていると感じます。

 

【希蝶さん】
 感想とは異なりますが…。
 岩波文庫に。「三国史記倭人伝 他六編」(佐伯有清編訳)があり(1988年3月初版なので、もう絶版なのかもしれませんが)、「三国史記」や「三国遺事」の日本関連の記事がまとめられていますので、興味のあるかたは、捜してみると良いです。七支刀や広開土王碑文なども収録されています。図書館あたりにあればいいのですが(雄略天皇関連のことを調べた時に、少し参考にしました)。
 「風土記」も、岩波文庫から出ています。神功皇后の祖先の一人と呼ばれる、天之日矛関連の記事もあります。

 私も神功皇后の該当する人物は、歴史上実在するのでは、と思っています。(後の方の話になりますが)仲哀天皇の先妻の子の反乱に対するだまし討ちの話、高森先生ともくれんさんの、以前の配信でもとりあげられていましたが、これだけの話を捏造することはできないでしょう。加えて、でっちあげられるわけはない、と。忍熊王の配下に武将も、半島からの帰化人だったらしいです。
 以上、感想とは異なりますが、記しておきます。

 

【あしたのジョージさん】
『なぜ神功皇后を描くのか?』を読みました。
私は無知なので神功皇后の事を全く知りませんでしたが、明治の初めぐらいまではかなり有名な人だったんですね。
今では神武天皇の方がすっかり有名になってしまいましたが、倒幕を果たした薩長が民の心を引き付けるための泊をつける目的で神武天皇を担ぎ上げたみたいですね。
神武天皇を担ぎ上げても神功皇后の人気が中々衰えず徐々に人気に陰りが出てきて神武天皇の方が大事にされるようになってきて、今に至るような感じだと思いました。
神功皇后の方が圧倒的に色んな功績がある事が色んな歴史上の書物に書かれているのに。
難しい事はよく分かりませんが、神功皇后の歴史上の功績を今一度世の中に浸透させる事は大事だと思いました。
過去にはこんなに強い女性がリーダーとして活躍したんだぞという見本になるようにしてもらいたいです。
次回も楽しみにしています。

 

 


 

 

引き続きご紹介していきます!

神功皇后は「左右の両陣営にとって都合の悪い存在」というのはまさにそのとおり!
『大東亜論』の頭山満だったら、ネトウヨが今まで全く知らなかったくせに、都合よく使おうとすることもまだできたけれども、神功皇后はそうはいきません!
そういう意味でも、この物語がどんな広がりを見せるか非常に楽しみです。
次回もどうぞお楽しみに!

トッキー

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