これぞ待望の書、決定版!!
『愛子天皇論3』
発売中です!!
感想どんどんご紹介していきます!!
【まいこさん】
『愛子天皇論③』、発売日の夕方、ようやく手にすることができ、待望の最終章を拝読させていただきました。
明治の喧々諤々の議論のさまは、相当に劣化したとはいえども、安定的皇位継承にはまったく寄与しない男系固執派が吠える令和の胡乱な全体会議の模様が彷彿とします。
特に、明治の時代に法制官僚・井上毅の猛反対で、女帝容認の皇室典範草案を作成した伊藤博文が「皇位継承は男系男子に限る」とする意見を受け入れてしまった場面は、今年5月末に山崎重孝内閣官房参与が関与する「皇統に属する男系男子の養子縁組を認める案」を自民党が提示し、立憲民主党・野田氏と合意していた「女性皇族が婚姻後も皇族の身分を保持する案」さえも、ちゃぶ台返しされてしまった茶番劇、官僚の私見が皇統の危機を招く由々しき事態に、恐ろしいまでに似通っていてゾッとしました。
あとがきを書かれたのは4月とのことで、最終章を描かれたのは、その少し前とすると、明治のちゃぶ台返しが令和になっても繰り返されるという予見を、小林先生が見事に形にされていたとしか思えません。
愛子天皇実現につながる道を、麻生氏に一任する形で阻んだ自民党の一派、そして明治の骨董家、男尊女卑の権化のコピーを繰り返すミニ政党の議員は手の施しようがないとしても、「女性はいいけど、女系はね?」あたりに漂う、まだ人の心のある議員ならば、必ず男系固執の欺瞞に気づけると信じて、『愛子天皇論③』、お贈りしてゆきます。
確かにある意味、明治も令和も、
変わらずダメなところはあると
思わされるところはあります。
ただ、明治の場合は
側室があったから、
ダメでもまだ持続できた
わけだけれども、
令和の場合は側室がなく、
ダメな上に絶対持続不可能の
状況が重なっているのだから、
これより最悪な状態はありません!
日本史上最低最悪の時代に
我々は生きています。
これで底を打つのか?
それともさらに無限の底に
落ちていくのか?
そのカギを握るのが
『愛子天皇論3』です!
これを心ある国民が、
特にまだ人の心のある国会議員が
読むかどうかにかかっています!!
【目次】
まえがき
第1章 天皇と国民は相思相愛
第2章 野田元首相の危うい感覚
第3章 皇室は「男性差別」という無知詭弁
第4章 インド版『おぼっちゃまくん』進行中
第5章 時代の象徴としての天皇
第6章 拝啓 石破茂様
第7章 男系固執がカルトの理由
第8章 女性はいいけど、女系はね?
第9章 万策はとっくに尽きている
第10章 石破茂は「臣」ではない
第11章 石破茂にはやることがない
第12章 立憲民主党と皇統クラブ作戦
第13章 「愛子天皇」と言えない奇病
第14章 原爆の悲惨さはなぜ伝わらないのか?
第15章 男系ホステス、国連で国辱
第16章 ついに陰謀論が民主主義を破壊
第17章 皇族も生身の人間
第18章 皇室は人権の飛び地?
第19章 皇太子と皇嗣の違いも分かっていない
第20章 お金の価値―フレンドリッチ!
第21章 愛子さまはY染色体とは結婚しない
第22章 神武天皇より天照大神に遡る
第23章 『おぼっちゃまくん』と反権威主義
第24章 フレンドリッチの会
第25章 伝統マウンティングは差別になる
第26章 続・伝統マウンティング
第27章 悠仁さまの運命
第28章 制度つくって該当者探し
第29章 欠史八代知らぬ政治屋
最終章 伝統とは何か?
皇統問題基本用語解説
天皇系図
あとがき
参考文献
初出一覧