ゴー宣DOJO

BLOGブログ
小林よしのり
2025.7.7 08:31日々の出来事

山尾氏の演説が完璧になっている。わしの初動での役回りは終えた。

大須賀氏がアップしてくれた、昨日の山尾しおり氏の
演説を見たが、皇室と自主防衛という国家ビジョンを
貫き、消費税に対する見解を入れたことで、完璧に
なっている。

もうわしは必要ない。
わしは最初の話題作りだけであって、山尾さんが
公認取り消しの件にも触れて、政界に戻る主体的意思を、
あれほど魂を込めて説明するようになれば、もうわしの
出番はない。一人で演説した方がいいだろう。

もちろん、わしが必要な局面があれば、いつでも応援に
行くので、遠慮せずに言ってくれていい。
今から新しい論法を考えている。

これは演説には関係ないが、わしとしては、社会保険料
の減額が一番必要だと思う。
手取りを増やす策はまやかしだと思っている。
所得税の減税なんてとんでもない。

そもそも近代化がスマホまで産み、物欲がなくなって、
少子化が約束された閉塞感の中では、景気が良くなる
のは二極化された一方の側、富裕層、大企業だけ。

減税ポピュリズムは馬の鼻先の人参作戦であって、
投票所まで走らせるだけ。
国家ビジョンには結びつかない。

景気回復のために、日本人の「気」を充実させるため
には、日本に残存する因習を除去する作業を行なう
必要がある。
それは「男尊女卑」であって、愛子天皇を生むため
にも、少子化を食い止めるためにも、是非とも除去
しなければならない忌まわしい障害だ。
そのためにも、山尾しおりを国会に送り込む必要が
ある!

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

次回の開催予定

INFORMATIONお知らせ