ゴー宣DOJO

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みなぼん
2010.8.30 05:32ゴー宣道場

『ゴー宣道場・番外編』を特別報告!

昨日、
東中野の骨法道場にて、
『ゴー宣道場・番外編』を行いました絵文字:重要

その模様を、特別に、
よしりん先生からご報告します絵文字:重要絵文字:キラキラ



8月29日(日)
『ゴー宣道場・番外編』
が開催されました。

テーマは「『修身論』の極意」です。

これは
『ゴー宣道場』の設営のために、
毎回素晴らしい働きをしてくれる
骨法道場生にお礼がしたいと思い、
わしが「骨法道場生限定」
特別に催したものです。

講師は
堀辺師範とわしの二名だけ。

参加者は
全国から集まってくれた
骨法の道場生たちです。

 

どういうわけだか、
いきなり死の覚悟の話から始まってしまい、
実に濃密な、
それでいて各所で笑いが巻き起こる
楽しい議論でした。

驚いたのは、
堀辺師範は常日頃から
「私は体育会系が嫌いだ」
と道場生たちに言っている
という話です。

話の流れから、
わしが昇殿参拝のときに
高森氏に叱られた話になったのですが、
堀辺さんは
「型の押し付けは、結局、
 型にはまるだけで、型が身につかない」
という話をされ、
わしはすごく得心がいきました。

  

昇殿参拝のときの作法に関する件や、
運動に対する考え方などで、
最近、わしと高森氏の考え方が合わなくて、
わしがそれを堂々と
「SAPIO」やブログで公表するから、
心配してる人もいるかもしれません。

しかし、
こういうことを公には隠したままにして、
“ 仲間だからこの件はうやむやにしておこう ”
というような態度を、わしはとれないのです。

重大な思想的論点がそこにあると感じたら、
自動的に「思想スタート」のスイッチが
入ってしまうわけです。

もちろん思想的相違よりも、
合意点の方がはるかに多いのですから、
「つくる会」のときの内紛のように、
二人が決裂するようなことはありません。

そしてわしは思想的相違も、
育ちによって形成されたものは、
なかなか合意を見ることもないのかもしれない
と思っていますから、
大概のところで棚上げにしておくことも
智恵かなと考えます。

本当はこういうときにこそ、
『ゴー宣道場』の会員たちが、
この相違点について、
分析したり、議論をしてもいいのですが、
まだまだ
恐々と取り巻いて見ている状態に
留まっているようです。

しかし、
仲間内でのこういう議論を
オープンにできるところが、
この『ゴー宣道場』のすごいところだと
思いませんか?

だが、気をつけておかねばならないのは、
仲間うちの思想的議論は、
閉じられた空間で行うと、
かつての赤軍派やオウム真理教のように、
「ソウカツ」や「リンチ殺人」状態に
なっていく危険性があります。

「棚上げ」「保留」も、
やはり多神教の日本人の知恵かもしれません。



ニコニコの有料動画に上がっている、
靖国会館のあとの話し合いでも、
宮城さんとわしの意見が
折り合わぬままに「保留」となり、
見た人への宿題としてあります。

わしは高森氏とは対極の人生を
歩んできたのかもしれません。

わしは勉強が嫌いで
ナンパな青春を送ってきましたが、
高森さんは秀才です。

わしには秩序や権威・権力に逆らう
“ 異端者 ” の面があります。

小学館漫画賞をもらったときも、
審査員に公然と反抗して
小学館をあわてさせ、
審査員の入れ替えが
行われる事件もありました。

高森氏は保守的な環境の中で育ち、
秩序や節度を重んじ、
若くして三島由紀夫の割腹に
衝撃を受けるような
早熟な愛国者でした。

異端者で自由人であるわしと、
節度と礼節ある秀才の高森氏は、
対極から接近して出会ったのです。

一緒にやっていれば
相違点が浮き上がることもあるでしょう。

高森氏は
「品格」という言葉を使います。

わしはこの言葉を聞くと、
けっ絵文字:重要という気持ちになります。

『おぼっちゃまくん』で
散々「下品」と批判されてきたのですから、
自分に「品格」など似合わないと
思っているからです。

わしってやっぱり
「不良」なんでしょうね。

「アウトロー」の要素を
持っているのかもしれない。

昨日の『ゴー道場・番外編』をやっていて、
堀辺師範はかなり
わしに似ているなと思いました。

堀辺師範も異端者で、
型破りから合理的に
奥義を作っていった人です。

まさにわしも
『東大一直線』で日本一ヘタな漫画家と言われ、
『おぼっちゃまくん』『ゴーマニズム宣言』に至るまで、
バッシングされまくって
型破りな描き方をしてきたと
見えるかもしれません。

「私は体育会系は嫌いだ」
と言う堀辺師範も、
武道の世界ではやはり異端でしょう。

『ゴー宣道場』には、
堀辺師範とわしという異端者が二人もいるから、
これは高森氏や宮城氏のような学者さんたちが、
益々重要になってくるかもしれませんね。

笹さんは一体どちら側に入るのでしょう?

少なくとも堀辺師範やわしのような
異端者ではないですね。

きっと
「私は私です絵文字:重要」と反発してくるな。
気が強いから。

今後の様子を観察しておいてください。

『ゴー宣道場・番外編』
ニコニコの有料動画でアップされたら、
ぜひ見てみましょう絵文字:パソコン

車座になっての
道場生の意見発表も
素晴らしいものでした。

これだけ現場を押さえて
意見が表明できるのなら、
必ずしも「質問」に限定する
必要はないなと思いました。

わし自身が様々な職種の道場生から、
勉強になる感想や意見をいただきました。

通常の『ゴー宣道場』の運営にも、
この番外編の経験を活かそうと思います。

みなぼん

次回の開催予定

第116回

第116回 令和6年 4/20 SAT
14:00~17:00

テーマ: ゴー宣DOJO in名古屋「人権カルトと日本人論」

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