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高森明勅
2011.11.29 14:38

皇室典範の改正は何故急ぐべきか?

皇室典範の改正は「じっくり」時間をかけて検討すれば良いという能天気な意見がある。

とんでもない話だ。

典範改正を急ぐべき理由はいくつも挙げることが出来る。

だが、我々が最も肝に銘ずべきなのは、当然ながら天皇陛下ご自身こそ、皇位継承の将来について、誰よりも深く案じておられるという事実だ。

少しでも早く、ご高齢で病余の陛下にご安心頂く必要がある。

そのためには、皇室典範の改正をいつまでも先延ばしすることは、許されない。

陛下にほんの僅かでも忠誠を尽くそうと考えている政治家が、もしこの国にいるのならば、
何をおいても、皇室典範の改正に全力を傾けるべきことを、強く訴える。


高森明勅

昭和32年岡山県生まれ。神道学者、皇室研究者。國學院大學文学部卒。同大学院博士課程単位取得。拓殖大学客員教授、防衛省統合幕僚学校「歴史観・国家観」講座担当、などを歴任。
「皇室典範に関する有識者会議」においてヒアリングに応じる。
現在、日本文化総合研究所代表、神道宗教学会理事、國學院大學講師、靖国神社崇敬奉賛会顧問など。
ミス日本コンテストのファイナリスト達に日本の歴史や文化についてレクチャー。
主な著書。『天皇「生前退位」の真実』(幻冬舎新書)『天皇陛下からわたしたちへのおことば』(双葉社)『謎とき「日本」誕生』(ちくま新書)『はじめて読む「日本の神話」』『天皇と民の大嘗祭』(展転社)など。

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テーマ: ゴー宣DOJO in広島「原爆の悲惨さはなぜ伝わらないのか?」

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