ゴー宣ネット道場

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高森明勅
2012.2.20 09:40

2つの質問

2月のゴー宣道場の開催に当たって、テーマとは少し離れた印象を与えてしまうかも知れないが、
予めゲストに2つの質問を用意していた。

道場が真に公論の形成を目指す場であるならば、
このタイミングでの開催に際し、どうしてもお尋ねすべきであると考えたからだ。

その質問とは、以下の2点。

「男系維持のための具体策について、もしお考えがあるなら、政治家として責任を持って示して頂きたい」

「野田政権が検討しようとしている皇位継承とはひとまず切り離した女性宮家の創設をどう受け止めておられるのか」

但し、どのような回答でも、繰り返し同じ趣旨の質問を畳み掛けるようなことは避ける、と決めていた。

最初の答えが「全て」であるはずだからだ。

あとは参加者の皆さんに判断して貰えばいい、と。

真正面から率直かつ具体的にお答え頂けるか、

政治家としての様々な制約の中で苦渋に満ちた、しかしそれでも精一杯誠実な答え方になるか、
焦点をはぐらかし、論点をすり替えた回答に逃げ込むか。 いずれであっても、参加者はきちんとそれを見極めてくれるに違いない、というのが私のスタンスだった。 既に当日の動画がアップされた。 この動画をご覧になる時は、道場にご参加下さった方も、 動画で初めてご覧になる方も、私の質問に対するゲストのお2方の回答の仕方にも、どうかご注目頂きたい。 念のために付言しておくと、自民党であれ、民主党であれ、現在の政界において、 ゲストのお2方以上に良心的かつ真面目に勉強されている政治家は、それほど多くはないはずだ。
高森明勅

昭和32年岡山県生まれ。神道学者、皇室研究者。國學院大學文学部卒。同大学院博士課程単位取得。拓殖大学客員教授、防衛省統合幕僚学校「歴史観・国家観」講座担当、などを歴任。
「皇室典範に関する有識者会議」においてヒアリングに応じる。
現在、日本文化総合研究所代表、神道宗教学会理事、國學院大學講師、靖国神社崇敬奉賛会顧問など。
ミス日本コンテストのファイナリスト達に日本の歴史や文化についてレクチャー。
主な著書。『天皇「生前退位」の真実』(幻冬舎新書)『天皇陛下からわたしたちへのおことば』(双葉社)『謎とき「日本」誕生』(ちくま新書)『はじめて読む「日本の神話」』『天皇と民の大嘗祭』(展転社)など。

次回の開催予定

第101回

第101回 令和3年 10/10 SUN
14:00

テーマ: 「女性天皇・女性宮家は不可能なのか?」(ゲスト:矢部万紀子氏)

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