ゴー宣ネット道場

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切通理作
2012.7.11 05:33

いじめ加害者を憶測で晒すことついて

  大津のいじめ自殺事件で、加害者だと噂の立った人物の実名と写真を挙げて非難している人がネットにいます。
 

 もし間違っていたらどうするつもりなのでしょう。女子高生コンクリ詰め殺人事件の犯人だと噂を立てられてネット被害にあったタレントが名誉回復に苦闘していましたが、あの時のことからもっと学んでおくべきではないのでしょうか?
 
 

 仮に有名人だからといって誹謗中傷していいとは思いませんが、今回いじめ自殺の加害者だと噂を立てられた人物は一般人で未成年。彼らを晒してもいいという感覚の蔓延に対して、私はどうしてもビビってしまいます。

 そして、この「ビビってしまう感覚」がなくなるということが、いじめを黙認する気持ちに通じるのではとも思うのです。
 つまり、いじめの加害者を叩いている人がいじめっこ的な集団心理の魔力に取りつかれているのではないかと。

  加害者と噂されてる人物の氏名や写真をいまの時点でネットに公表している人たちは、自分自身の氏名と顔を晒し、もし間違っていたら社会的責任を負う覚悟はあるのでしょうか。

  私はこのようなことを思い、昨晩いくつかに分けてツイートしました。
  これにはRTや賛同の意見も頂きましたが、次のように絡んでくる人も。

「加害者のばかのひとりは●●●●wwwwわかり?wwwww未成年とかんけーねーんだよwwwくそか?wwwwwつめーみてーなんがいるから日本だめになんだぜ?wwwww自覚しとけやwwwww」
(※註「●●●●」には実名が書かれていました。)

「てめーはばか?加害者かばいてーの?死んどけやwwwwwだぼがよwwwww」

  この人は、学校に爆破予告をした人物に対してさえ全面的に同意する発言をしています。

  私はぶっちゃけ、この人が憐れに思えてきました。
  いまはこの人、熱に浮かされてます。
  でも我に返ったとき、自分のしたことのおそろしさに、愕然としてしまうことがないとは言えないと思うのです。

  思ったことが簡単にUPできる時代って、こわいなと思います。

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8月19日(日)「第28回 ゴー宣道場」 のテーマは
「『マスゴミ』って本当?」

  

平成24年8月19日(日)午後1時 から
『人事労務会館』 にて開催します。
8月は 第3日曜日 の開催です絵文字:重要絵文字:重要

入場料は1000円。

参加希望の方は 往復はがき に、『第28回参加希望』 と明記、

さらに、


1.
氏名(同伴者がいる場合はその方の氏名と続柄・関係など)

2. 住所

3. 電話番号
4. 年齢

5.
職業(学生の方は学校名)
6.
募集を知った媒体
7.
応募の理由と道場への期待

返信はがきの宛名には、ご自分の氏名・住所をご記入の上、

152-8799

東京都目黒区目黒本町1-15-16 目黒郵便局・局留め

『ゴー宣道場』代表・小林よしのり、担当・岸端


まで、お送り下さい。

締め切りは平成24年8/8(水)必着

参加ご希望の方は

余裕を持ってお早めにご応募下さい絵文字:重要

切通理作

昭和39年、東京都生まれ。和光大学卒業。文化批評、エッセイを主に手がける。
『宮崎駿の<世界>』(ちくま新書)で第24回サントリー学芸賞受賞。著書に『サンタ服を着た女の子ーときめきクリスマス論』(白水社)、『失恋論』(角川学芸出版)、『山田洋次の<世界>』(ちくま新著)、『ポップカルチャー 若者の世紀』(廣済堂出版)、『特撮黙示録』(太田出版)、『ある朝、セカイは死んでいた』(文藝春秋)、『地球はウルトラマンの星』(ソニー・マガジンズ)、『お前がセカイを殺したいなら』(フィルムアート社)、『怪獣使いと少年 ウルトラマンの作家たち』(宝島社)、『本多猪四郎 無冠の巨匠』『怪獣少年の〈復讐〉~70年代怪獣ブームの光と影』(洋泉社)など。

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