ゴー宣ネット道場

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切通理作
2012.8.25 01:15

当事者としての議論を

 脱原発は基本的にワンイシューであるべきで、他の問題までをもいっしょくたにして広げていくと、単なる反体制運動みたいになってしまって、保守政治家までをも動かす力にはならない。

 ・・・・・・そう思ってきました。

 

 しかし小林よしのりさんの新刊『脱原発論』を読み進める内に、自分のその言い方だけではまだ足りないのでは?と思い始めてきました。

 

いま「原発ゼロ」こそが国民大多数の声だと、新聞の一面でも堂々と報道されるようになっています。もう民意は示せたんだから、後は政治家がなんとかするだろう・・・・・・とここでひと段落ついたように思ってしまう向きもあるのではないでしょうか。

 

 
 

 けれど、原発がストップしたところで、自動的に「除染」が完了し、人々が被爆の恐怖から逃れられるわけではない。

 

 被爆した子ども達の初期被爆データを取れなかったということは、もはや取り返しのつかないことなのです。それを認めた上での、将来にわたった対策はまだなされていない。

 高い数値の市街に人々が暮らさざるを得ない状況も変わっていない。

 原発そのものの危険な状態も打開出来ていません。

 

 「原発ゼロ」を求める気持ちというのは、こんな状態で再稼働を許すなんてのは、あり得ないことの「上塗りだ」という意味で「そのぐらいは最低出来なければ、国としてどうよ」ということであり、それ自体は根本的な解決ではない。

 

 そして、どうやらいままでの対応を見ていく限り、政府に任せていても、国民やとりわけ子ども達の安全や健康を将来にわたって考えてくれるとは思えない。数値のつじつま合わせ、ごまかしに躍起になっているだけの現状が『脱原発論』で次々と指摘されています。

 

 我々自身が当事者意識を持たなければ、どうにもならない状況に来てしまっていることが、『脱原発論』を読むと改めて認識させられます。

 

 原発ストップは思考のストップではない。むしろこれからどんどん思考を重ねていかねばならない。

 そう考えると、四時間の拡大道場でも、まだまだ全然時間が足らないと思えてきました。

 

 当日、豪華なゲストに囲まれながらも、それに圧倒されず、及ばずながら僕も「当事者」として、どこまで考えられるか試してみたいと思います。

 

 まだ締め切りまで時間があります。

 いま考えねばならならないこと、しなければならないことを一緒に考えましょう!

 
 

…………………………………………………………

9月16日(日)
「拡大版ゴー宣道場」
世田谷区等々力の
玉川区民会館ホールにて
正午から開催します!

入場料は、お一人900円です。

拡大版「ゴー宣道場」は、

このHP上からの応募も可能です

「参加申込」のバナーをクリックして頂き、

参加申し込みフォームからご応募下さい絵文字:晴れ



もちろん引き続き、ハガキでのご応募も受付けています絵文字:重要

往復はがきに、『拡大版ゴー宣道場参加希望』と明記、

さらに、


1.
氏名(同伴者がいる場合はその方の氏名と続柄・関係など)

2. 住所

3. 電話番号
4.
年齢
5.
職業(学生の方は学校名)
6.
募集を知った媒体
7.
応募の理由と道場への期待

返信はがきの宛名には、ご自分の氏名・住所をご記入の上、


152-8799

東京都目黒区目黒本町1-15-16 目黒郵便局・局留め

『ゴー宣道場』代表・小林よしのり、担当・岸端


まで、お送り下さい。


応募〆切は、申し込みフォーム、往復ハガキ共に

平成24年9/3(月)必着


ネット、ハガキ共に、

当選された方にのみ当選通知を送らせて頂きます

当選通知の送付は、応募〆切後になりますので、しばらくお待ち下さい



皆様からの多数のご応募、お待ちしております絵文字:重要

切通理作

昭和39年、東京都生まれ。和光大学卒業。文化批評、エッセイを主に手がける。
『宮崎駿の<世界>』(ちくま新書)で第24回サントリー学芸賞受賞。著書に『サンタ服を着た女の子ーときめきクリスマス論』(白水社)、『失恋論』(角川学芸出版)、『山田洋次の<世界>』(ちくま新著)、『ポップカルチャー 若者の世紀』(廣済堂出版)、『特撮黙示録』(太田出版)、『ある朝、セカイは死んでいた』(文藝春秋)、『地球はウルトラマンの星』(ソニー・マガジンズ)、『お前がセカイを殺したいなら』(フィルムアート社)、『怪獣使いと少年 ウルトラマンの作家たち』(宝島社)、『本多猪四郎 無冠の巨匠』『怪獣少年の〈復讐〉~70年代怪獣ブームの光と影』(洋泉社)など。

次回の開催予定

第93回

第93回 令和2年 11/8 SUN
14:00

テーマ: 「愛子皇太子の可能性」

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