ゴー宣ネット道場

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切通理作
2012.11.14 02:15

サブカル者にもわかる道場


前回道場、いつもと違う「サブカル」というお題だったので、
まさにサブカル寄りと思われてる二人の人に
「来ませんか」と言ってみました。

このお二人は、ゴー宣ネット道場の動画
「切通理作のせつないかもしれない」にも
一度となく出演いただいています。 『吸血少女対少女フランケン』『ゾンビVS自衛隊』
『レイプゾンビ』などの作品がある
映画監督の友松直之氏は 仕事中もプライベートも
いつも血糊の着いた迷彩服を着ていますが
今回もその格好で現れました。

「もっと固い会を予想していたけど 面白くてあっという間でしたね。ヒーローは社会の矛盾を 背負うというのは考えてもみない視点でなるほどと思いました。 途中、話された女性(泉美木蘭さんのこと)の話を聞いていて、
子どもの頃初めてアンパンマンの絵本を 読んで、ボロボロのいでたちで自分の顔を食べさせる姿に 当時ショックを受けたのを思い出しました」

という感想でした。 ゾンビものへ愛情が深い友松さんですが、
その遠い起源は『アンパンマン』かも。

アンパンマンは作者やなせたかしさんの
戦時中の飢えから生まれたものらしいですが、
人の肉を喰らっても生きるその執念を
善意に言い替えたのがアンパンマンなのかもしれません。

もう一人、作家の 中沢健さんは 「歩く雑誌」と自称して
身体に色んなものを貼り付けて
普段から外を歩いている人なので、
渋谷109等、一部の施設を出入り禁止
になっています。

僕は事前に小林よしのりさんに
「普段のあの服で来ると思うんですけど、
大丈夫ですか」と
確認したら「しょうがないやろ」
ということで、
やはりその格好で現れました。

道場が始まる前、控室で、
小林さんが政治の世界に出馬を要請されている
という深刻な話題をしているときに、
その格好で現れた中沢さんの場違い感
(呼んでてごめんなさい!)といったら、
たとえようもありません。

「最初、控え室にお邪魔させていただき、 打ち合わせの様子を聞かせてもらっていた時は正直言うと、 自分の期待していたような話は聞けないんじゃないかと ちょっと不安にも感じていたのですが、始まってみたら 非常に面白かったです! 小林さんも言われておりましたが、 小林さんの意見の賛同者を増やすためでは決してなくて、 自分で考え自分の意見を持つ人達を育てる場として、 ゴー宣道場は非常に素晴らしい場であるのだなと思いました。 本当に刺激的な時間を過ごさせていただきました」
と、中沢さんの感触も
かなり良かったようです。

学校の教科書「みんなのどうとく」に
小説が載っているぐらい、
真面目なところもある中沢さん。

普段道場に参加しないようなタイプに見える人の目にも 「エンタテイメント」しつつ 考える場にちゃんと映っていて よかったです。
考えてみればゴー宣道場は
議論の中身もさることながら、
日本のいたるところで行われている
トーク形式のイベントの中でも、
かなり「面白い」のではないかと
思いを新たにしました。

一見わかってくれないように思える
人でも、否、案外そういう人の方が
伝わる場合もあるのかもしれません!

皆さんも、身の回りのそういう人を
見つけて、誘ってみませんか?
切通理作

昭和39年、東京都生まれ。和光大学卒業。文化批評、エッセイを主に手がける。
『宮崎駿の<世界>』(ちくま新書)で第24回サントリー学芸賞受賞。著書に『サンタ服を着た女の子ーときめきクリスマス論』(白水社)、『失恋論』(角川学芸出版)、『山田洋次の<世界>』(ちくま新著)、『ポップカルチャー 若者の世紀』(廣済堂出版)、『特撮黙示録』(太田出版)、『ある朝、セカイは死んでいた』(文藝春秋)、『地球はウルトラマンの星』(ソニー・マガジンズ)、『お前がセカイを殺したいなら』(フィルムアート社)、『怪獣使いと少年 ウルトラマンの作家たち』(宝島社)、『本多猪四郎 無冠の巨匠』『怪獣少年の〈復讐〉~70年代怪獣ブームの光と影』(洋泉社)など。

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