ゴー宣ネット道場

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高森明勅
2013.4.22 13:13

靖国神社春の例大祭に参列

4月22日は靖国神社春の例大祭の「当日祭」。

参列のため移動中に、携帯電話に連絡が入り、
さる人を介してジャーナリストの櫻井よし子さんに
ささやかなアドバイスを求められた。

手短に要件を終え、神社の参集殿に向かう。

と、受付で櫻井さんご本人とばったり。

「先ほどは有り難うございました」と丁寧にお礼を言われ、
ご一緒に控え室へ。

控え室では元航空幕僚長の田母神俊雄氏が私を見つけ、
ご挨拶頂いた。

元海上保安官の一色正春氏もいらっしゃる。
一色氏には以前、靖国神社のみたま祭りに長女と来ていたら、
「愛人」と間違われそうになった。

何故か、山口県防府市の市長さんからも名刺を頂く。

こういう時、名刺を持ち歩かない私は、いつも失礼してしまう。

定刻、拝殿に移る手前の手水のところで、
明星大学の高橋史朗先生ご夫妻にお会いした。

神職さんに拝殿へと案内される。

厳粛な祭典。参列者が多いので拝殿だけでは収まらず、
回廊にまで席が設けられ、多数の方々が。

途中、勅使が拝殿中央を通り参向。

その間、参列者は皆、起立の上、体を中央に向け、
低頭してお迎えする。

本殿で、天皇陛下からのご幣物を宮司が受け取り、神前に奉る。

勅使がご祭文を奏される。

勅使、玉串拝礼の後、下向。

参列者、参向の時と同様にしてお送り。

これが例大祭のクライマックスだ。

「靖国神社の歌」などの合唱もある。

この歌の一番の歌詞には、
「ああ大君(おおきみ)の 御拝(ぎょはい)し給ふ 栄光の宮 靖国神社」
との一節がある。

明治・大正・昭和、代々の天皇はどなたも、
「御拝」なされた。

今上陛下も「御拝」されることを望んでおられると、洩れ承る。

「栄光の宮」靖国神社に1日も早く、
その日が訪れなければならない。

そのことに最も責任を負っているのは勿論、
首相だが、靖国神社参拝を中断させた
安倍現首相の責任はとりわけ重い。

祭典終了後、
新任の徳川康久宮司(最後の徳川将軍、徳川慶喜の曾孫)のご挨拶。

勅使のご参向を仰いだ有り難さを述べ、
皇室の各宮家からも御玉串料を頂戴したことへの
感謝の言葉を重ねた上で、神社の近況を報告された。

的確かつ心のこもったご挨拶で、感銘した。

安倍首相から真榊の奉納があったことについては一切、
触れられなかった。

本殿に進んで拝礼を済ませ、参集殿を出ようとした時、
軍事ジャーナリストの井上和彦氏にも会う。

勅使をお迎えする例大祭だが、
随分ラフな格好で来られていて、少し驚いた。

さらに櫻井さんが「これからも色々教えて下さいね」とおっしゃる。

一緒に参列した長男を紹介すると、
「高森先生はまだ30代かと思ってましたのに、
そんなお子さまがいらっしゃるの」と。

帰宅後、この話を家内にしたら
「まさか、そんな見え透いたお世辞を真に受けた
訳じゃないでしょうね」と馬鹿にされた。
高森明勅

昭和32年岡山県生まれ。神道学者、皇室研究者。國學院大學文学部卒。同大学院博士課程単位取得。拓殖大学客員教授、防衛省統合幕僚学校「歴史観・国家観」講座担当、などを歴任。
「皇室典範に関する有識者会議」においてヒアリングに応じる。
現在、日本文化総合研究所代表、神道宗教学会理事、國學院大學講師、靖国神社崇敬奉賛会顧問など。
ミス日本コンテストのファイナリスト達に日本の歴史や文化についてレクチャー。
主な著書。『天皇「生前退位」の真実』(幻冬舎新書)『天皇陛下からわたしたちへのおことば』(双葉社)『謎とき「日本」誕生』(ちくま新書)『はじめて読む「日本の神話」』『天皇と民の大嘗祭』(展転社)など。

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