ゴー宣ネット道場

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切通理作
2013.8.2 04:42

「雑談の時間」の大切さ

    

 明後日は次回ゴー宣道場の打合せで小林さん、高森さん、笹さん、木蘭さんとお会いする日です。

 

 打合せと言っても、いつもざっくばらんに雑談をしながら、気が付いたら当日の進行を話していて、だいたいこの辺でということで解散になります。

 

 毎回、この空気が絶妙で、やはり小林さんが中心に居るからあり得るのだなと思っています。

 

 僕なんかは、最初にパパッと必要事項だけ話して、あとはくだけた話で、時折本題にさかのぼる……という打合せしか、他ではしたことがありません。

 

 せっかちな人間だからでしょうか。ポイントを先に押さえてから……という進行に持っていきたがります。

 

 なんとなく、単刀直入な方がキレ者な感じがして、カッコイイかも……みたいな幻想があるのだと思います。「会議は5分」みたいな。

 

 現代人はそんなせっかちな僕も含め、逆に雑談力が弱まってきているのかもしれません。

 

 そんなわけで、ゴー宣ネット道場の番組『せつないかもしれない』では、最近売れている『雑談力が上がる話し方』みたいな雑談力指南のベストセラー本を取り上げて話しました。

 

http://www.nicovideo.jp/watch/1374826910 

『せつないかもしれない』♯77 「雑談力」を身に付けよう!

 

 そういったベストセラー本の中でも指摘されている雑談の良さは、早めに話の方向を絞る前に、色んな可能性をキャッチできる余裕を残しておくということです。

 

 具体的な当日の進行に落とし込むまでは、多少その周りをぐるぐる回ってる時間もまた、大切にする。

 

 ゴー宣道場当日の議論の前には、そういう、雑談半分、打合せ半分の時間が存在していることって、意外に重要かもしれません。

 

 道場生の人達でやっているメーリングリストでの議論も、勝敗を決めるガッチガチのものというよりは、ある立場が生まれてくる現場の実感を取り交ぜ、それをお互いにキャッチ出来るような、そんなものになっていたらいいのになとよく思います。

 

 時に白熱しすぎて暴言を吐いてしまい、そんな自分を恥じて自ら退会していく人もいますが、ちょっと悲しくなります。

 

 僕自身、ただ雑踏を歩いているときにさえ異様に緊張して「俺は都会のハンターだ。通り魔が来たって避けてやるぜ!」みたいなコワモテの表情になっていると、『せつないかもしれない』番組パートナーの衣緒菜さんに笑われている始末なので、あくまで自戒を込めてですが、どこか雑談力を交えた場の作られ方も大事にしたいなと思います。

 

 以前、道場で小林さんが言っていました。メディアの世界での論争相手とは徹底的にやる。やっつける。けれどこの道場の中ではみんなの発言を守る。こわばりの空気を作りたくない……と。

 

 11日道場当日も、いい場でいい空気の中で皇室を語れるように臨みたいと思います。

切通理作

昭和39年、東京都生まれ。和光大学卒業。文化批評、エッセイを主に手がける。
『宮崎駿の<世界>』(ちくま新書)で第24回サントリー学芸賞受賞。著書に『サンタ服を着た女の子ーときめきクリスマス論』(白水社)、『失恋論』(角川学芸出版)、『山田洋次の<世界>』(ちくま新著)、『ポップカルチャー 若者の世紀』(廣済堂出版)、『特撮黙示録』(太田出版)、『ある朝、セカイは死んでいた』(文藝春秋)、『地球はウルトラマンの星』(ソニー・マガジンズ)、『お前がセカイを殺したいなら』(フィルムアート社)、『怪獣使いと少年 ウルトラマンの作家たち』(宝島社)、『本多猪四郎 無冠の巨匠』『怪獣少年の〈復讐〉~70年代怪獣ブームの光と影』(洋泉社)など。

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テーマ: 「愛子皇太子の可能性」

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