ゴー宣ネット道場

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笹幸恵
2013.9.25 15:00

男のロマンと女の美学

『風立ちぬ』の映画を見ながら、私は堀越二郎の

零戦開発経緯を記した本のことを

思い出していた。

タイトルも忘れてしまったけれど、

とにかく海軍が突き付けてくる

無理難題に対して、彼は何とか要望に

応えようと物凄い努力を重ねるのである。

零戦の特長は、高い旋回性能と

航続距離の長さにある。

この二つは、基本的には相いれない。

瞬発力を求めればスタミナは続かないし、

持久力を高めるなら鈍重にならざるを得ない。

しかし研究に研究を重ね、堀越二郎はついに

この相いれない二つの要素を同時に持つ、

究極の戦闘機を造り上げたのである。

零戦が技術者の血と涙の結晶によって

できあがったことを、私はこの本に

よって初めて知った。

いかに零戦がすごいかを知らなければ、

堀越二郎のすごさは

本当にはわからないかもしれない。

けれど少し考えてみると、

宮崎駿の狙いは

そこにはないのではと

思えてくる。

誰も指摘していないけれど、

「風立ちぬ」には零戦の戦闘シーンがない。

戦闘シーンを描かずに

戦時中を描くというのは、ものすごく

難しいことなのではないだろうか。

宮崎駿に何か特定のイデオロギーがあるのかどうか、

私にはわからないけれども、戦闘シーンを入れず、

ひたすら二郎の飛行機への熱意を描き続けたのには、

何か強い意志を感じます。

宮崎駿は、敵国から恐れられた究極の戦闘機である零戦を

描こうとしたのではなくて、

ただ、飛行機に熱中する青年を

描きたかったのではないだろうか。

自分の力で空を飛ぶ。

あるいは飛ばせてみせる。

それは男のロマンだ。

「空への憧れ」と書いて

「男のロマン」と読む。

そのモデルとして適任だったのが、

堀越二郎だったというだけの話だ。

ちなみにこの空への憧れは、『紅の豚』に

通じるものがありますね。

あの映画だってまさに、

通底するのは「男のロマン」です。

『風立ちぬ』には

男のロマンだけでなく、

女の美学も描かれています。

ヒロイン菜穂子は、

自分の最期を悟ると

二郎の元から去っていく。

美しいままの自分の姿を残して。

私が一番泣いたシーンです。

菜穂子、カッコええーーーー。

しかも、「女たるもの、かくあるべし」と
菜穂子に一喝されたような気さえする。

もう一度観に行こうかどうか、

ちょっと迷っています。

高森先生は4回も行かれたそうですが

私は初めて観たときの、あの

ブワッと襲ってくる感動の中に

もう少し包まれていたい感じ。


あ、そうそう。

先日、寝ている間に

足がつって大変でした。

やっと治まって二度寝したら、

夢をみました。

もくれんさんに

抱かれている夢でした。

・・・・・・。
・・・・・・・・・。

好きなのか?


 


 テーマ「『風立ちぬ』から現代を考える」

平成25年10月13日(日)午後1時 から
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「人事労務会館」
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毎回、会場の場所が分からず迷われる方が、多くいらっしゃいます。

人事労務会館のHPにて、場所をよくご確認の上、ご来場下さい絵文字:重要
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詳しくは、 “ こちら ” でどうぞ。

次回の10月13日(日)開催の「ゴー宣道場」のテーマは

『「風立ちぬ」から現代を考える』

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笹幸恵

昭和49年、神奈川県生まれ。ジャーナリスト。大妻女子大学短期大学部卒業後、出版社の編集記者を経て、平成13年にフリーとなる。国内外の戦争遺跡巡りや、戦場となった地への慰霊巡拝などを続け、大東亜戦争をテーマにした記事や書籍を発表。現在は、戦友会である「全国ソロモン会」常任理事を務める。戦争経験者の講演会を中心とする近現代史研究会(PandA会)主宰。大妻女子大学非常勤講師。國學院大學大学院文学研究科博士前期課程修了(歴史学修士)。著書に『女ひとり玉砕の島を行く』(文藝春秋)、『「白紙召集」で散る-軍属たちのガダルカナル戦記』(新潮社)、『「日本男児」という生き方』(草思社)、『沖縄戦 二十四歳の大隊長』(学研パブリッシング)など。

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